大人もハマる 2~4歳におすすめのボードゲーム&カードゲーム5選

ボードゲーム・カードゲーム専門店『すごろくや』丸田康司さん推薦 #1 2~4歳向け5選 

すごろくや代表:丸田 康司

3~4歳向け コミュニケーションが生まれるゲーム

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【パカパカお馬】

「パカパカお馬」/3,080円/ドイツ製/遊ぶ人数:2〜4人  画像提供:すごろくや

ルールは、馬を進ませるサイコロと、道具を揃えるためのサイコロがあり、自分の番になったら2つを同時に振ります。その結果を見て、馬を進ませるのか、道具を揃えるのかを選択します。

毎回2択を迫られ、考えさせられるゲームで、思わず大人も真剣に!  画像提供:すごろくや

早く馬を小屋に到着させた人が勝利ですが、そのとき手元に7つの道具が揃っていなければなりません。
すごろくスタイルがベースですが、小さい子どもが大好きな「もの集め」「ピースはめ」という要素が盛り込まれていて夢中になりますよ。

【クマさんとかぞえよう】

「クマさんとかぞえよう」3,300円/リトアニア製/遊ぶ人数:2~4人  画像提供:すごろくや

森のクマさんになって、カードをめくりながらベリーを集めるゲームです。一番ベリーを集められた人が勝ちになります。

「小さなものを紐に通す」という手先を使う作業もともなうので、幼稚園や小学校のお受験を控えた子どもにもおすすめ。  画像提供:すごろくや

裏向きになったカードをめくると、ベリーを抱えたクマさんが出てきます。そのベリーの数だけ、カゴに入った赤いベリーの玉がもらえ、それを紐に通していきます。
後半のカードでは、書いてある数のベリーを、左右どちらか指示のある隣の人にあげなくてはなりません。ここで「どうぞ」「ありがとう」のやりとりが生まれるゲームなんです。

【ナンテッタ】

「ナンテッタ」/1,980円/日本製/遊ぶ人数:3〜7人  画像提供:すごろくや

イラストの描かれた24枚(48面)のカードから何枚かを取り出して机に並べたところからゲームはスタートします。
すべてのイラストのキャラクターからは、セリフのない吹き出しのみが描かれています。
順番が来た人は、心の中でカードを一枚選び、そのカードのキャラクターが発するセリフをみんなに発表します。みんなは、その言葉をもとに、選んだカードを当て、当たった人がカードがもらえるというゲームです。

カードのイラストは、絵本作家としても活躍する新井洋行さんが手がけています。  画像提供:すごろくや

最初はなかなか言葉が出ない子どもたちも、大人がリードしてあげることで、徐々に想像力が膨らんでいくはず。言葉を生み出す楽しさだけでなく、相手の感性になって、気持ちを推しはなりながら正解を探り当てる面白みもあります。
最初に5枚のカードを取った人が勝ちですが、勝ち負けを気にしないゲームとして楽しむことも充分可能。終わってから、なぜそのセリフを思いついたの? など、子どもと話してみるのもおすすめですよ。

第2回は5~6歳向けにおすすめのボードゲーム&カードゲームをご紹介します。

取材・文 浅妻千映子

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まるた こうじ

丸田 康司

すごろくや代表

株式会社すごろくや代表取締役。テレビゲーム開発に携わったのち、2006年に近代ボードゲーム・カードゲームの専門店『すごろくや』を設立。東京の高円寺と神保町の2店舗がある。海外製ボードゲームの国内向けローカライズやイベント運営、自社ゲームの開発、書籍の発行など多岐にわたる活動をしている。 すごろくや https://sugorokuya.jp/ 主な著書 「おうちでボードゲームforママ&キッズ」(スモール出版)など。

株式会社すごろくや代表取締役。テレビゲーム開発に携わったのち、2006年に近代ボードゲーム・カードゲームの専門店『すごろくや』を設立。東京の高円寺と神保町の2店舗がある。海外製ボードゲームの国内向けローカライズやイベント運営、自社ゲームの開発、書籍の発行など多岐にわたる活動をしている。 すごろくや https://sugorokuya.jp/ 主な著書 「おうちでボードゲームforママ&キッズ」(スモール出版)など。