「ダンボール織り機」　志向が違う子ども「工作好き」と「かわいいもの好き」の兄妹が夢中になった理由

息子は階段下のスペースを自分だけの読書空間にDIYすべく、目隠しカーテンを作るそう。たぶんそんな根気はないだろうなと思いつつ、大作に挑戦すれば時間が潰せるので、母は大賛成です。

幅の広いカーテンを編む予定でしたが、結果はこうなりました。

謎の形のものができあがりました。横糸をぎゅっとしすぎると、真ん中がこのようにへこんでしまいますが、あえて三角のような形にして模様にしたそう。個性的な息子らしい作品ですし、当初の目標を忘れるのも彼らしい……（笑）。

ふたたび大きい四角いカーテンを作ることにチャレンジ。それを何枚も階段下にぶら下げる計画でしたが、これも結局細くなり、こうなりました。横糸を引く力が強すぎると幅が細くなるので、皆さんもお気をつけください。

DIY読書スペース、中学生になるまでには完成するといいね！

娘は、パパのお誕生日プレゼントにコースターを作ることにしました。以前リースづくりの記事でご紹介した、我が家の雑多な工作ボックスのなかから毛糸を選びました。

参考：「クリスマスリース」がリメイクで激変　捨てられない娘VS.枯らして捨てたい母（コクリコサポートエディターズ記事）

https://cocreco.kodansha.co.jp/cocreco/general/life/CSE/ybk7A

優柔不断な娘。色の組み合わせだけで十数分悩みます。毛糸の太さや種類が違うもの同士を組み合わせるとどうなるか、想像するのも楽しい時間です。

堅実派の妹は、横糸の強さを一定にコツコツ編みました。きちんと四角形になりました。

選ぶ毛糸の太さや風合いによって全然印象が変わったり、ガタガタになってもいい味が出たりするのが、毛糸を使ったクラフトのいいところ。材料もすべて100円ショップでそろいます。

作ってみた結果、兄は作る過程でいろいろなことを試すのが楽しく、完成品にはあまり執着がありませんでした。

一方、妹はかわいい作品を完成させることだけに注力。そして完成品のコースターは家族全員に必ず使うよう、食事中に強めの圧をかけてきます。（たぶん一生捨てられません！）

ダンボール織り機をご紹介しました。実は、同じコクリコサポートエディターズのライターである笹川さんにも紹介したところ、笹川家にもダンボール織り機旋風が巻き起こったそうです。笹川家のお兄ちゃんも、我が家の息子と同様「作る過程」にハマったそうで、次はダンボールではなく木枠の織り機にチャレンジするそう。（すごい！）

一度わかってしまえば、糸をかけていくのは単純作業なので、幼稚園生でも少しのサポートで楽しめると思います。ぜひ寒いおうちDAYにのんびりやってみてください。