「子どもの乗り物酔い」どうしたらいい? 悩めるママが試した14の方法 「助手席」「サングラス」「スルメ」…効果を実感したのは!?

14.毎日でんぐり返しをする

細野先生によると、三半規管に刺激を与えるでんぐり返しは、乗り物酔い対策に有効だそうです。

娘に「でんぐり返しをすると、車酔いをしないらしいよ!」と伝えて以降、車ででかける前には「ちょっと待って! でんぐり返ししてから行く!」と、積極的に取り組んでいます(笑)。

即効性がある対策ではないため、効果の有無は判断できませんが、少しずつ三半規管が鍛えられていると信じて続けています。

でんぐり返しのほかにも、ラジオ体操や30分くらいのウォーキングなどもよいそうですよ。

常備アイテムを紹介

いろんな乗り物酔い対策を試しても、ダメなときはダメ。

せめて、嘔吐してしまったときの負担を軽減できるよう、我が家では手づくりエチケット袋ならぬエチケットボトルを常備しています。

つくり方は簡単。2リットルのペットボトルの上部をカットし、ビニール袋をかぶせるだけです。切り口は、ガムテープなどで保護しておくと安心です。

使用するペットボトルは、固いものがおすすめ。

エチケット袋を使用していたころ、不安定で持ちづらく、嘔吐した際に服が汚れてしまうことが何度かありました。エチケットボトルにしてからは、小さな子どもでもしっかりと持てるため、嘔吐で服が汚れることがなくなりました。

吐いてしまったら、ビニール袋を取り外し、新しいものをセットすることで繰り返し使用できます。

「大丈夫!」と思える心も育てたい

さまざまな対策を試した結果、娘に効果を感じた対策TOP3は以下です。

第1位:寝ること
第2位:酔い止め薬を服用すること
第3位:スルメを食べさせる

体調や行き先、道路状況などによっては、どの対策も効かないこともあります。娘の場合、「酔うかもしれない」という不安な気持ちが、乗り物酔いに大きな影響を与えているようです。

細野先生によると、「乗り物酔いは中学生ごろにはよくなる」とのことです。この言葉には、娘だけでなく、親である私も勇気づけられました!

娘にも「お姉さんになると、少しずつ酔わなくなるらしいよ!」と伝えています。ゴールがあることを知っておくだけでも、気持ちは楽になります。

一輪車を練習する、置き鍼を貼るといった乗り物酔い対策もあるようなので、今後も親子で試してみたいと思います。

今回紹介した対策と効果には、個人差があります。乗り物酔いに悩む方の参考になれば嬉しいです。

乗り物酔い連載(全4回)は、乗り物酔いについて理解が深まるため、ぜひ読んでみてください!

※記事内写真はすべて撮影:垣内千夏

コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。

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かきうち ちなつ

垣内 千夏

Chinatsu Kakiuchi
AnyMaMa(エニママ)ライター

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

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