インスタグラマー・slow.life.worksのゆう子さんは、山あいの三角屋根の小さな家で家族4人、保護猫2匹と暮らしています。
のんびりした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿していますが、工夫いっぱいのおうち時間の過ごし方が特に大人気。
季節ごとの“おうちイベント”に登場するゆう子さんの息子そうたくんと、娘ほのかちゃんはいつも笑顔いっぱい!
家族が笑顔いっぱいで喜んでくれる、子どもの記憶に残る行事の楽しみ方、アイデアをゆう子さんに紹介してもらいます。
お正月、節分、ひな祭り……など、毎月1回の全12回の連載です。
第2回目は2月の楽しみ方です。これからでも十分間に合いますので、ぜひ過ごし方のヒントにしてみてください。
雪が降った日は“かまくら”
「1、2月の雪が降った日は、父ちゃんと子どもたちが庭に小さな“かまくら”を作るんです。滑り台やテーブルを土台にして、子ども2人がちょうど入るくらいの大きさ。一生懸命作って、数時間で出来上がるんですよ」
かまくらが出来上がったら、お楽しみが待ってます。
「父ちゃんと子どもたちがかまくらを作っている間に、私は豚汁とおにぎりを作ります。子どもたちは温かい豚汁とおにぎりをかまくらの中で食べるのが大好きなんです」
大人でもウキウキしてきそうなシチュエーション! 「雪が降らないかなあ……」と心待ちにする子どもたちなのです。
父ちゃん鬼に「おにはそと~」
雪が降る日も楽しいけれど、寒かった冬が過ぎ、やがて暖かい春がやってきます。節分はそんな春の訪れを祝う行事です。
「豆まきは、父ちゃんが鬼になってみんなが追いかけまわすスタイルです(笑)。鬼の面は学校で作ってきたものをかぶります」
父ちゃんは鬼になりきり、「わぁ~」と子どもたちをはがい絞めにしてくるそう。鬼を撃退するために、子どもたちも必死で「おにはそと~」と豆をまきます。
「でも、豆は袋に入ったものです(笑)。去年から猫を飼っているので、まいた豆を猫が食べてしまいますから。ただ、猫も驚いて逃げてますけれど(笑)」
確かに、袋入りの豆なら後の片づけもラクチンですね。
手づくりの恵方巻き
節分と言えば、恵方巻き。ゆう子さんちはどんな恵方巻きでしょうか。
「おばあちゃんが買ってきてくれることもありますが、手作りすることもあります。本当は“7つの具材”が正式みたいですね。でも、我が家では好きなものを巻いています」
恵方巻きはそうたくんと、ほのかちゃんが作ります。具材は家族が好きなものを中心に、手巻き寿司用のお刺身などを用意すれば、炊き立てのご飯にすし酢を混ぜて酢飯に、すのこでくるっと巻いて、出来上がり!
「細かいことは教えませんが、うまく巻いていますよ。失敗しても味は同じですしね(笑)」
今年の恵方を向いて、黙々と……とはいかず、たくさんおしゃべりしながら、にぎやかな丸かぶりになるそうです。
結婚記念日のバレンタインデー
「バレンタインデーはチョコフォンデュを作ります。お菓子作りは苦手ですが、チョコフォンデュなら板チョコに牛乳を少し足して溶かし、果物を切って、マシュマロなど好きなものを添えると、とても楽しい雰囲気になるので」
2月14日はゆう子さんと父ちゃんの結婚記念日でもあるので、記念日のお祝いも兼ねて、にぎやかなパーティーメニューになるチョコフォンデュに決めているそう。
「毎年恒例で、年に1回しかしないので、子どもたちはすごく楽しみにしています。息子には一応、チョコをあげるんですけど、息子はホワイトデーのお返しに手づくりチョコを作ってプレゼントしてくれるんですよ。私は市販のチョコなのに(笑)」
無理をせず、イベントを大切にするゆう子さん家には、いつも笑顔が絶えないようです。
slow.life.works・敏森裕子(としもり ゆうこ)
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。
夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。
インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約11万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。
◎インスタグラム slow.life.works
写真:敏森裕子
時政 美由紀
1965年兵庫県生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、出版社勤務を経て、2010年、編集・出版企画 ㈱マッチボックスを設立。出版社時代から現在に至るまで企画・編集した書籍・ムックは300冊以上。女性のライフスタイル全般、料理、子育てなどの実用書を中心に活動。2018~2021年、茨城新聞「論壇」にて連載。自著に『50歳から結婚してみませんか?』(朝日新聞出版)。
1965年兵庫県生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、出版社勤務を経て、2010年、編集・出版企画 ㈱マッチボックスを設立。出版社時代から現在に至るまで企画・編集した書籍・ムックは300冊以上。女性のライフスタイル全般、料理、子育てなどの実用書を中心に活動。2018~2021年、茨城新聞「論壇」にて連載。自著に『50歳から結婚してみませんか?』(朝日新聞出版)。
敏森 裕子
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。 夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。 インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約19万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。 ◎インスタグラム slow.life.works
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。 夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。 インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約19万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。 ◎インスタグラム slow.life.works