初詣をする本来の意味
氏神様(住んでいる地域の神様)や菩提寺(ご先祖様のお墓のあるお寺)に詣でて、新年の挨拶をする習わしで、「おかげさまで、昨年もたくさんの収穫物がありました」「病気をせず一年過ごせました」など、神様や仏様に感謝を伝える意味がありました。
また「今年も頑張りますので見守ってください」という決意表明の場でもあったわけです。
あちこちの社寺に行って、お願いごとをするのは、本来の意味とは異なります。有名な神社仏閣に足を運ぶ前に、氏神様のいる神社に向かい、感謝の気持ちを一番に伝えると良いでしょう。
「初詣」はいつまでに?
初詣は「元日詣」や元日の「恵方詣り」に由来するので、三が日(1月1日~3日)に行くのが良いとされています。
三が日を過ぎたら、「松の内」を目安にします。「松の内」とは、1月1日から1月7日までの期間をいいます。地域によっては1月15日までのところもあります。
初詣の期限は決まっているわけではありませんが、松の内が過ぎたら小正月(1月15日)、小正月が過ぎたら節分(2月3日ごろ)を目安にすると良いでしょう。
また、社寺によっては「初詣」の期間中だけ授与される破魔矢や絵馬、お札などがあります。計らいをしてくださるのがいつまでか、確認しておくと良いと思います。
「初詣」の参拝時期
お正月とひとことでいっても、時期によってさまざまな呼び方があります。
・大晦日(12月31日)~元旦(1月1日)…年をまたいで参拝するので二年詣りという
・元旦、元日(1月1日)
・三が日(1月1日~3日)
・松の内(1月1日~7日。15日までの地域もある)
・節分(2月3日)…旧暦では、立春を迎えると年が明ける



































