今回のコクリコラボでは「猛暑や雨の通園・通学」を特集しています。近年、日本各地でゲリラ豪雨や記録的な雨量による被害が発生しています。前々回の「苦労エピソード」記事でも、雨の中の通園・通学の過酷なエピソードが寄せられました。
そんな状況のなか、ママたちはどのような対策をしているのでしょうか。本記事では、実際に使っているグッズも含め、さまざまな対策をご紹介いたします。
コクリコラボアンケート「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に2023年6月13日~2023年6月26日インターネット上で実施。有効回答数は165件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)
※記事中でご紹介した商品は、乳幼児には使えないものもあります。使用時は商品の説明をよく読んでご使用ください。
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
雨対策どうしている?
子育て中のパパ・ママへのアンケートで「通園、通学の雨対策で使っているグッズはどれですか?(複数回答可)」と聞いたところ、第1位は「レインブーツ」(109人)で、以下「レインコート」「着替えを持たせる」「レインカバー」などと続きました。
一方で雨対策に関してはこんな困った声も多く寄せられています。
・レインブーツを履いてほしいが、履きたがらない。
・小学生は傘を持っているのに、あえて傘をささずに帰ってくることがあるので、帰ってきた後が大惨事です……。
このように雨対策グッズを使ってくれない例は、通園・通学ともに寄せられました。
・レインブーツを履いたまま水たまりで遊びたがるので、制止するのに疲れる。
・雨が大好きで水溜まりにジャブジャブで全然進まず時間だけが過ぎていく。傘や長靴のため抱っこもしづらく困る。
通園に多かった「雨にはワクワクしてしまう問題」。親が思っているほど、子ども本人は濡れることに抵抗がないようです。だからこそ、ママの苦労も大きくなるのでしょう。
通園・通学の雨対策、どんなものがあるの?
それではさっそく具体的なグッズや対策をご紹介します。まずは通園編から。
・保育所のお昼寝布団を大きなビニール袋に入れて持ち運ぶ。
・幼稚園の指定リュックがちいさいので、100均のシャワーキャップをレインカバーにしていました。
・荷物は雨を弾く素材の袋に入れていく。
持ち物自体を濡れないように包んでしまえば、傘をさすときに気を遣わなくて済むので少し楽になりますね。
・傘を開くと、傘骨の一部が後方に大きく広がる構造の傘を買いました。鞄が濡れにくくなり助かっています。
こんな便利な傘があれば送迎するママの荷物を濡らさずに済みそう。
・傘につけるマグネットを使っています。自分の車にペタッとすると傘が車に固定されるので傘から両手を離して子どもを乗降させることができます。
参考:傘を車にピタッと固定!傘マグネットストラップ ねこっと
車通園の乗せおろしで両手が使えるのはありがたい!
・つばが広いレインバイザーを買って装着してから、上下分かれたワークマンの雨具を着ると顔も体も濡れず助かりました。
参考:ワークマンの雨具
自転車での通園ではママの雨対策も大切です。
・猫の耳がついている傘を買ったら、子どもが気に入って雨の日でも喜んで登園するようになった。(4歳男の子、4歳女の子のママ)
座談会ではレイングッズを嫌がる子どもへのアイデアも。お気に入りを探すところから楽しめるといいですね。
・徒歩通園なので、雨の日は雨雲レーダーと睨めっこして、少しでも雨の少ない時間帯に家を出る。
グッズではありませんが、雨が弱まる時間を見きわめて家を出られると楽です。
続いて、オシャレを気にするお年頃? の雨の通学問題へのアイデア。
・レインブーツを嫌がる時期もあったので、ビニール製のシューズカバーを持たせていました。
・スニーカー見えするレインシューズは午後から雨や小雨のときにも使えて便利でした。
・通学靴がローファーと決まっているので、雨の日用に同じデザインで合皮の靴を購入した。
一見レインブーツっぽくない靴があるのですね。朝は晴れていても突然雨が降るような天候でも抵抗なく履けそうです。
・長靴を履きたがらない中学生の息子。IMBOXという靴屋さんにある装置で特殊なコーティングをしてスニーカーに撥水機能を付けています。別の店舗で購入した靴も1~2分、500円ほどで撥水機能が付けられて便利です。
撥水スプレーだとどうしてもムラができてしまうので、専用の装置でしっかりコーティングしてもらえるのは助かりますね。
命を守る行動を! 通園・通学しない勇気も大切
雨の日の通園・通学のアイデアをご紹介しました。アンケートにはこんな意見も寄せられました。
・先日大雨の予報が出ていたときに子どもが大雨怖いと言っていた。私も、登校したあとに緊急連絡での引き渡しやお迎えが面倒だと考え、学校を休ませた。本来なら暴風警報が出ないと休みにならないため、登校班の子やクラスの子はほぼ普段どおりに登校していたらしく、私の選択は正しかったのか……とモヤモヤした。
いくらすぐれた雨対策グッズがあるとはいえ、怖いほどの大雨であれば安全第一で行動するのは間違っていないと筆者は感じます。
これからの台風シーズン、ご紹介した雨対策グッズの利用も視野に入れつつ、最終的にはお子さんと保護者の方の安全を優先した対策をとってほしいと思います。
コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
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