帰省!「義実家」の対応にモヤモヤ 実際にあった「驚愕」エピソード

産後ママへの無神経発言、パパを子ども扱い 気持ちの切り替え方のアイデアも

コクリコラボ

写真:アフロ
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帰省シーズン到来。今回のコクリコラボでは「義実家」との付き合い方について特集しています。

2回目の今回ご紹介するのは、義実家へのモヤモヤエピソード。寄せられたさまざまなエピソードを分類し、「モヤモヤ」している理由を探っていきます。もちろん、理由がわかったところでさらにモヤモヤする予感もしますが……。

そんな部分も含めてママ同士「あるある」と共感し、少しでもスッキリできればいいなと思います。ぜひ最後までおつきあいください。

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義実家のママやパパへの接し方にモヤモヤする!

前回のコクリコラボでは、義実家の子どもへの接し方でモヤモヤしたことについてお伝えしました。今回は、子どもに対してではなく、パパやママに対する義実家の接し方でモヤモヤしたエピソードをご紹介します。

ママへの接し方にモヤモヤ

最初にご紹介するのは義実家からママへの接し方で感じたモヤモヤです。

・夫の面倒をちゃんと見ろ的なことを言われて、夫のママじゃない! とおもった。

・親世代は家事は女性という意識なので、結婚当初に夫の体調管理はお願いね、と義母に言われたことが若干引っかかっています。体調管理は自分でするものでは? と思いました。


世代の価値観の違いもあるかもしれませんが、夫の体調管理や面倒をお願いされてモヤモヤしたという事例。筆者も経験がありますが「(夫)くんもいい大人なので本人に言ってくださいね」と言い返し、義母とバチバチになった思い出があります。

・義理の姉さんは私の作った厚焼きたまごを「あっまー」と言って、出して捨てた。

・美味しいお菓子などを私以外の夫、子どもたちにだけ配る。わざわざ目の前で飛ばしてくれるから、見て見ぬふりをするしかない。


時代は令和だというのに、食べ物系での嫁いびりも健在です。見て見ぬふりも疲れますよね。

・ならいごとをさせない主義の義実家。子どもにならいごとをさせている私に対して「そんなことする必要あるのかしら?」と少し嫌味っぽく言われたことがある。

教育方針に口を出されてモヤモヤするという声も多く挙がりました。ならいごとに関しては過去にコクリコラボでも取り上げましたが、パパとママの間で温度差がある場合も少なくありません。パパと義実家の価値観が一緒だとより大変そうです。

「子どものならいごと=ママの仕事」を卒業して夫婦のすれ違いを解消!

・義実家では、わたしへのお客様扱いを感じます。ありがたいことですが、お風呂に入る順番は、先にどうぞと勧めていただいたり、ご飯の後片付けなども洗わなくていいから置いててね、と、気を遣っていただくのですが、最初の数年は逆に溶け込みにくかったです。

ここまでは無神経な義実家へのモヤモヤばかりでしたが、こちらは気を遣ってくれたことで溶け込みづらくモヤモヤしたという事例です。「最初の数年」と記載されていることから、今は解消されたのだと願いたいです。

・過剰に心配性なところ。あまり気にしてなくても異様に慰めてきたり、エセ科学的な商品やニュースがたまに送られてくる。

いびりのように悪意があるわけではない分、否定しづらくてモヤモヤします。

・「パパ(旦那)には言わないけれど○○はこうしたほうが~」と私に不満等を言って遠回しに自分たちの思いどおりにしようとするところにモヤモヤします。私が旦那に言えば行動を変えることが目に見えているので、そこを利用されている感じがします。

パパに直接言わず、ママを通して何かを言ってくるパターンもいくつか寄せられました。反論できないところを突かれている感じがモヤモヤしますね。

・現在一人っ子なんですが「2人目はまだ?」の圧力(面と向かっては言われない)を感じます。離れた場所で暮らしているので、子育てするのは私だけなのに……。

・我が家は男の子2人なのですが「妊娠中はずっと女の子がいい!」とプレッシャーをかけられていて、それにモヤモヤしました。

妊娠、出産にまつわる義実家からママへの接し方のモヤモヤは、特にたくさん集まりました。

ほかにも「出産のときに(自分の実家に里帰りしようとしたら)なぜ義実家に里帰りしないのかと言われた」「出産の翌日に急に来た」「出産直後の帰省で泊まらなかったら、なぜ日帰りなのかととがめられた」など、読んでいるだけでモヤモヤを通り越してイライラするようなエピソードが寄せられました。

さらに座談会ではびっくりするようなエピソードが。

・分娩室から出たとき、義父が生まれたてほやほやの長男を抱っこしながら「本当に旦那の子どもかな~」と言った。びっくりして、いらいらしながら「違うかも」と言い返した。その場に私の両親もいるのに。そのときに「この人たちとは分かり合えない」と思った。(11歳と9歳の男の子のママ)

個人的には「違うかも」と言い返したところが好きです。ただ驚くことにこちらのお義父様、2人目のときにも同じ発言をしたそうです。

・子どもがいない人生を否定する言い方をされるとモヤモヤします。自分は不妊治療の末、子どもができたことは喜ばしく思っていますが、紙一重で子どもがいなかった人生もありえるので、不愉快です。私の子は、子どもを産まないかもしれないし。

配慮が足りない発言にモヤモヤすることも多々ありますよね。特に自分の子どもにも間接的にかかわってくると思うと余計モヤモヤするかもしれません。

パパ(息子)への接し方にモヤモヤ

義実家にとって息子であるパパへの接し方では、モヤモヤの原因がはっきりと二分されました。

・夫がいるときのほうがご飯が豪華。

・自分の息子(夫)ばかり、可愛がってイラっとする。


・主人(子ども)に対して甘すぎる。末っ子長男で育ったのでかわいい息子なのだとは思いますが、ここでは書けないくらいの大事をおこしたことがありますが、𠮟ることもなく、仕事でストレスがあったのかな、とか辛いことがあったのかと言っていました!

圧倒的に多かったのが、パパを可愛がりすぎる、パパに甘すぎるという声です。たしかに義実家にとっては息子なので気持ちはわからなくはないのですが……。

それにしても次のエピソードはかなりモヤモヤするかもしれません。

・いまだに息子(夫)のことを君付けやちゃん付けで呼んでいる。本人のことを呼ぶのはいいけど、人前で息子の話をするときも、「◯◯くんがね」と君付けで呼んでいるので気になる。

人の親になった息子を対外的に君付けで呼んでいるのはさすがに気になります。

一方でこのような意見も。

・義父が息子(孫)の前で夫をけなすように𠮟ることがあること。

・旦那さんのことをボロクソに言うのはやめてほしいです(特に息子の前で言うのは)。

・主人と義理父は、話しているとよく喧嘩腰になっています。子どもたちがいてもそうなるので、もう少し穏やかに話してほしい。


大きく二分されたパパへの接し方のモヤモヤ。こちらはパパをけなしたり𠮟ったりすることに対するモヤモヤでした。どれも「子ども(義実家から見たら孫)のいる前でやめてほしい」という言葉があったのが印象的でした。

パパへのモヤモヤは、可愛がりすぎるにしろ、けなすにしろ、義実家がパパを子ども扱いしていたり、義理の父母が子離れできていなかったりする点が理由になっているようです。

どう切り替える? モヤモヤする気持ちの切り替え方

ママたちを集めた座談会では、そんな義実家からパパやママへの接し方でモヤモヤしたとき、どのように気持ちを切り替えているのかを聞きました。

・娘が3歳のとき、虫歯にならないよう気を付けていたのだが、義父が自分の使用した箸で子どもに食べ物を与えていた。モヤモヤしたが、「まあ虫歯になるのはそれだけが原因ではない。こっちは歯磨きして検診をすればいいか」と、気持ちを切り替えた。(小2・小5の女の子のママ)

義父には直接言っても伝わらなかったそう。義父を変えようとするのではなく、自分でできる対策をとることで気持ちを切り替えた事例です。

・基本的に義実家とはいい関係。ただみんなで食べるために買ったお土産を出さずに自分のものにされる、などモヤモヤすることもある。でもあまりむこうは気にしていないので「私がここで腹黒く考えるようなことでもないのかな」と切り替えました。(小4男の子、小2・年少の女の子のママ)

気にすれば気にするほど負のスパイラルに陥りがちな「義実家へのモヤモヤ」。自ら「腹黒く考えなくても」と前向きに切り替えるマインドを見習いたいです。

・義実家との関係性はよくないが、行くと決まったらできるだけ話さないようにし、言い返したこともない。義母に関してあれ? と思う言動はあるが、旦那にいうと喧嘩になるから言わない。聞いてもらえる友達にラインして、愚痴を聞いてもらうようにしている。(17歳・11歳の男の子、2歳の女の子のママ)

・ママ友のランチ会の笑い話にしている。おさまらないときは旦那にぶつける。(小2・年少の女の子のママ)

・夫に伝えるときは、悪口にならないように「こういうふうに言われた」と事実を伝えるようにしている。最初の2年くらいは言えなくてモヤモヤしていたが、今は「それは言いすぎやな」「うちの親そういうこと言いがちだよね」という感じで聞いてくれる。(7歳・4歳の男の子のママ)

いちばん多かったのはとにかく話して発散するという切り替え方。信頼できる家族や友達に愚痴を聞いてもらったり、笑い話に昇華したり。ママは特に共感してもらえるだけで気持ちが軽くなることが多いものです。

モヤモヤ気分を切り替えるために無理しすぎるのはやめよう

義実家からの接し方についてモヤモヤすることをご紹介しました。前章の「気持ちの切り替え方」にあったように、本記事も、悩んでいるママたちが読んで共感することで、気持ちを切り替えるきっかけになってくれたら嬉しいなと思っています。

とはいえ、ママだけが我慢しすぎるのも禁物。筆者は産後、義実家へのモヤモヤを「自分の産後メンタルのせいかも」と我慢して体調を崩しました。数人の友達に話すと「あり得ない!」と言われて、やっとおかしいことに気づけた経験があります。

どうか限界が来る前に、夫や義実家に不快なことを伝えたり、適切な距離をとったりして、ママ自身の心を守ることは忘れないでくださいね。

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