帰省ママを悩ませる義実家の子どもへの接し方 やめてほしい本音を大調査

お菓子の与えすぎ、育児への口出し… 思わず共感する本音の数々

写真:アフロ

帰省シーズン到来。今回のコクリコラボでは「義実家との付き合い、言えない本音」について全5回にわたって特集します。

第1回は「義実家から子どもへの接し方」がテーマです。子どもが生まれる前と後で、義実家との関係性は変わるものなのでしょうか?

義理の両親の子どもへの接し方についての、ママたちのリアルなモヤモヤポイントもご紹介します。

コクリコラボアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に 2023年10月5日~10月19日インターネット上で実施。有効回答数は117件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

子どもの有無で変わる? 義実家との関係性

コクリコラボアンケート

まずはママたちに、「義実家との関係は子どもが生まれる前と後で変わりましたか?」と質問。

「とても変わった/少し変わった」が約半数(50.5%)で、変わらない派(あまり変わらない/まったく変わらない)の35.0%を上回りました。

モヤモヤしたことがあるママが半数以上 義実家の子どもへの接し方

コクリコラボアンケート

ママたちのリアルな本音って? モヤモヤエピソード集

ここからは、ママたちから集まった「義実家の子どもへの接し方」についてのモヤモヤエピソードをご紹介します。

まさに「言えない本音」の数々。リアルな回答をご覧ください。

・我が家では食べさせていないお菓子(駄菓子・チョコレートなど)を食べさせた。

・子どもが小さいころ、アレルギーがあると言ってるのに、気にしすぎなどと言って、
なんでも食べさせようとしたこと。


これは「義実家あるある」の代表的なエピソードなのでは? 筆者も経験がありますし、ママ友からも本当によく聞く内容です。

・ごはんを食べている最中にデザートを出そうとしてくること(夫や義兄が怒って止めてくれるが何度言っても変わらない笑)。

・ごはんが食べれなくなるからと断っても、常に子どもに食べものを与えようとする。


またしても、食べものについてのモヤモヤエピソード。こちらは「食べさせるタイミング」についてのモヤモヤです。

このデザートの話もそうですが、お菓子を際限なく与えてしまう、ごはん前に食べさせてしまう……という話もよく聞きます。

・体質的にも年齢的にも早く寝かせないといけないのに、まだいいとか、早すぎるとか文句をいう。

こちらのママは、家での生活リズムにケチをつけられてしまったそう。生活習慣については、パパ・ママといった生活をともにする家族に任せてもらいたいものですよね。

・子どもが家に行くと、すぐにYouTubeを見せます。

・親がダメとしていることをよしとする。


先ほどのモヤモヤと同様に、子どもが生活する家でのルールは、義実家でも尊重してほしいなと思ってしまいます。

・自分の価値観のゴリ押し。やめていただきたいことも聞き入れてくれない。

ママの子育て方針や意向を尊重してくれないのも困りものですが、価値観の押しつけはさらにつらそう。

・「ママに言っちゃうよ?」とまるでママが怖いかのようにママを小出しにしてくることがあるのが少しモヤモヤ。

・「お母さんに怒られるよ」という言い方をすること。


こちらのエピソードにも、共感するママは多いのでは? 「怒られるから」という言い方にそもそもモヤモヤしますし、ましてや関係ない私を悪者にしないで! と言いたくなってしまいそうです。

・上の子と下の子を比べる。

・子どもが3人いますが、(義実家の)長男のかわいがり方に明らかなほかの子どもたちとの差を感じます。


意外と多かったのが、「孫の扱いに差がある」というモヤモヤエピソードです。きょうだいを比べる、兄弟間のかわいがり方に差がある、長男だけ特別扱いする……など、さまざまなケースがあるよう。

座談会でも

「実の娘(夫の妹)の子どもが生まれてから、なんとなく行動や言葉に差をつけられていると感じることがある」

と話してくれたママがいました。

・義実家に行っても子どもと遊んでくれず、ずっとテレビを見ているか大人(わたしたち夫婦)と会話しかしないので、子どもたちはずっとゲームをしたり本を読んだりしている。そうすると「ずっとゲームばっかりして~」と言うのでモヤモヤが止まらない。

・子どもが最終的にずーっとTVでYouTubeを見ているだけになっている。そんなんだったら、早く帰りたい。


孫と遊んでくれない、とモヤモヤするママからの回答も。

夫への不満としてもよく聞く、「子どもと遊んでくれない」モヤモヤ。たまに会ったときくらいは、子どもを優先して遊んであげてほしい……。多くのママたちの本音ではないでしょうか。

・甘やかしてくれるのはいいが、初孫ということもありちょっと甘やかしすぎ。

・孫がかわいいのはわかるのですが、よそのお宅の子をかわいくないと言うのがモヤモヤします。子どもはみんなかわいいです。せめて心のなかでおさめて、うちの子どもを含めほかの人に聞こえるように言わないでほしい。


筆者にとっては少し意外だったのですが、「子どもを褒めすぎる」ことにモヤモヤしているママも少なくないようでした。

しかしながらたしかに、自分の孫を褒めるためにほかの子を落とすことには賛成できません……。

「モヤモヤ仲間」がたくさんいる! ママがラクでいられることを大切に

「孫かわいさゆえ」と思える微笑ましい話から、第三者のこちらも「さすがにご遠慮いただきたいかな……」と思ってしまうものまで、たくさんのモヤモヤエピソードを聞くことができました。

コクリコラボでは次回以降も、義実家にモヤモヤして気持ちが落ち着かないときの切り替え方、ママたちから寄せられた、義実家とうまく付き合うためのコツや心がまえをたくさんご紹介します。

あなたのモヤモヤを「どう対応したらうまく、ラクに付き合えるかな」と考えるきっかけにしていただけたら嬉しいなと思いますので、引き続きお付き合いください。

こくりこらぼ

コクリコラボ

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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