出産でこうなった! 夫婦関係のリアルを大調査

「よくなった」は少数派? 子どもの存在でプラスにもマイナスにも変わる「夫婦関係のリアル」とは

写真:アフロ

今回のコクリコラボでは「子育ての理想と現実」をテーマに、全国のパパ・ママたちにアンケートを実施しました。

本記事では、「ママになったあとのパートナーとの関係性」に焦点をおき、調査結果やママたちから寄せられた回答をご紹介します。

コクリコラボアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に2023年4月24日~2023年5月8日インターネット上で実施。有効回答数は203件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

ママになってパートナーとの関係はよくなった? 悪くなった?

コクリコラボアンケート

はじめの質問は「ママになる前と後で、夫やパートナーとの関係はどのように変わりましたか?」。一番多かった回答は「変わらない(85人/41.8%)」でした。

そのあとに「少し悪くなった(43人/21.1%)」「悪くなった(30人/14.7%)」と続きます。

「少しよくなった(19人/9.3%)」「よくなった(18人/8.8%)」は、足しても全体の全体の2割に満たない回答数……と、厳しめの現実がうかがえる結果となりました。

ママになってパートナーとの関係性が変わった理由

つづいて、「関係が変わった」と回答したママたちに、その理由について尋ねてみました。

集まったたくさんの回答から、一部を抜粋してご紹介します。

よくなった、少しよくなったママのコメント

・子どものために夫婦で協力するようになった。

・子どもが一番大切、それをふたりで共有したいという気持ち。


子どもを協力して一緒に育てる過程で、関係性がよくなったという回答です。

・子どもの教育方針などを話し合う機会が増えた結果、会話が増えて相互理解も進んだ。

・娘を育てるという、共通目標ができたので、以前より踏み込んだライフプランを話すようになったため。

・夫とのコミュニケーションも変わってきたことによって関係性がよりよくなった。子どもという共通のことができ、さらに話をするようになったから。


特に、「コミュニケーションが増えた」「より踏み込んだ話をするようになった」と感じているママが多いようでした。

・子どもの行動に対する解釈や反応、遊びかたなどが自分とは違うので、(パートナーに)こんな一面があったのだと感じたり、こういう対応もあったのかーと、日々学ばせてもらっている。

子どもが生まれるまで知らなかった、パートナーのポジティブな一面に気づけたというママも。

・夫に対して強い怒りやあきらめを感じるときもありますが、親になって一緒に子育てを乗り越えてきたという実感があるので、子育てのパートナーとしては関係がよくなってきていると思います。

こちらのママは、ときに不満を抱くことがありながらも、「子育てを通じて絆が生まれた」と感じていることを教えてくれました。

少し悪くなった、悪くなったママからの意見

・今まで夫婦でラブラブでしたが、今はそれぞれが子どもに対してラブラブな感じです。夫婦仲が悪くなったというより、愛情の注ぎ先が子どもになった感じです。

ママとパートナー、それぞれの愛情の注ぎ先が子どもメインになった……という回答です。

その結果、以前と比較すると「悪くなった」ということなのですね。

・心身ともにゆとりがなくなったため。特に2人目が生まれてからは、夫を思いやるゆとりはなく、きつくあたってしまうことも増えました。

・育児が大変で、お互い心に余裕がない。

・時間的、体力的、精神的に余裕がないため、夫に対して今までどおりの気づかいができない。


一緒に懸命に育児に向き合った結果、そのぶんママ自身もパートナーも両方疲れてしまったり、余裕がなくなったりした、という回答です。

・お金の使いかたや価値観の違い。子どものことになるとお互いの価値観を譲れなくなりました。

・「子ども」という絶対的存在ができたことで、価値観が合わなくなった。私が100%子どもに人生を捧げている間に、夫は10%も捧げていないと感じ、「こうすべき」「こうあるべき」がどんどん増えてしまい、夫に押しつけるようになってしまった。最終的には、押しつけるのも疲れてしまい、完全なる心の距離をおくようになった。


多かったのが、「子育てを通してお互いの価値観の違いが浮き彫りになった」という意見です。

子どものことが大切なぶん、お互いに自分の考えを譲れないことが増えるのかもしれません。

座談会で寄せられたエピソード

座談会では、ママになってパートナーとの関係性が「よくなった」と感じているママから、今にいたった経緯を詳しくお話しいただくことができました。

・いいことも悪いこともいろいろとありましたが、その紆余曲折を夫婦で乗り越えた経験が、今のいい関係を支えてくれている気がしています。

たとえば、夜中に陣痛がきたときに夫が眠そうにしていたことを、私が産後も根に持っていた期間があったんです。私の望んでいたサポートじゃなかったな、と。それが理由で関係が険悪な時期もあったのですが、そのときに夫は「何が嫌なのか、どうしていきたいか」などと、丁寧に向き合ってくれました。

そのようにお互いに対話を重ねていった結果、いい関係になれたかなと思っています。


「いいことも悪いこともあった」「険悪なこともあった」時期から今の良好な関係にいたったお話がとってもリアルですね。

夫婦間の悪い雰囲気をコミュニケーションで改善していったご夫婦の関係性が、とてもすてきだなと感じたエピソードでした。

関係性が悪くなる要因はたくさんあるが、それを乗り越えることもできる

ママになってパートナーとの関係が「よくなった」ママは少数派、という本調査の結果でした。

そして最後のママのエピソードもそうだったように、その「よくなった」ママたちも、必ずしもすべてが順調だったわけではないことも、回答から読み取れました。

「少し悪くなった/悪くなったと回答したけれど、本心では関係の改善を望んでいる」ママが、何か前向きな行動をおこすきっかけになれたらいいなと思っています。

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コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの...