みなさんはお子さんの作った工作や絵、折り紙やお手紙などはどのように管理しているでしょうか。
生まれてから、初めてクレヨンを握って描きなぐった絵、母の日にもらった「おかあさん、ありがとう」のお手紙、上手に折れた折り紙……。
すべてが宝物だけれど、収納には限界があり、どこかで処分するか取っておくかを決めなければなりません。
本記事ではそんな「宝物」の管理をどうしているのか、ママたちに調査しました。
「3〜5歳児の育児の悩み」に関するアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2022年7月13日〜2022年7月25日インターネット上で実施。
有効回答数は105件
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
いちばん多いのは「一部保管」
「子どもが作った工作・絵・お手紙・折り紙などをどのように管理していますか?」とアンケート調査したところ、いちばん多かったのは「一部保管している」という回答でした。
以下、「一定期間、飾ってから処分する」「写真に残し処分する」と続きます。
一部を保管したり、処分したり、とあっさりとは捨てられないママたちの苦悩が伝わってきます。
ママたちのリアルな声をご紹介
アンケート回答者を集めた座談会ではママたちのリアルな声が集まりました。
まずご紹介するのは、まだ捨てられないというママ。
・保育園で作った作品は先生が冊子にまとめて年度末にくれるので、0歳の時からのものも取ってある。運動会で先生が作ってくれた被り物や、かわいらしい洋服などもまだ捨てられない。シーズンごとに作るものは、その季節は飾っておき、季節が変わったら捨てる。ほとんど取ってある状態なので、今4歳の子が小学校に行くタイミングで一気に処分しようと思っている。(1歳・性別記載なし、4歳・性別記載なし)
次にご紹介するママは、こまごましたものは写真に撮って処分し、園や学校でまとめてくれるものは保管しているそうですが、上の子が14歳ともなるとかなりの量のようで、勉強になります。
・保育園や小学校は年度ごとにまとめたものを持って帰ってくるので、それは取ってある。それ以外の細々した季節ごとの制作物は捨てている。上の子が13歳なのでそれだけでも結構な量で、押し入れの半分くらいを占めている。(0歳・女の子、9歳・女の子、13歳・女の子)
対照的で面白かったのがこちらの2人のママの意見。
・お絵描きが好きなので、壁に飾れるものが多い。一枚一枚貼っている。(4歳・女の子、6歳・女の子)
・男の子で戦いが好きなので、武器や巨大なロボットなど捨てるのに困るようなものを作ってくる。(6歳・男の子)
絵に比べて、立体的な工作物は取っておくにしろ捨てるにしろ扱いに困るんですよね。
アプリを活用しているママもいました。
・「みてね」アプリで撮影して、年度ごとに捨てている。(3歳・女の子、小2・性別記載なし)
取っておくか捨てるかは、子どもに考えさせるというママも。
・一定期間取っておいたあと「捨てるか取っておくか考えようね」と子どもと相談して、扱いは子どもに考えさせる。(2歳・女の子、小2・男の子)
・2ヵ月に1回くらい、子どもの判断基準で「捨てるもの」「残すもの」を紙袋に分けて整理させる。子どもが気に入っている作品は目につくところに飾ってあげる。(1歳・性別記載なし、5歳・性別記載なし)
「捨てないで!」という子への対応は?
理想は子どもと相談し、納得した上で捨てるか取っておくか決めることですよね。
でも自分の作った作品について執着がなくあっさり捨てる子もいれば、すべてが宝物で「絶対に捨てたくない」という子もいて苦労するのが現実です。
捨てられない子への対策はどうしているのでしょうか。
・うちの子はどんなに小さなものでも「絶対に捨てないで」と言い、捨てると泣く。許可をとって捨てるのは無理なので、床に放置されている期間があるものは、子どもが寝ているうちに朝早くばれないように捨てている。捨てたことに本人が気づいているのかわからないが、何も言われない。(4歳・女の子/6歳・女の子)
・一旦は子供部屋に置いておく。乱雑にしているものはビニール袋に入れて隠しておいて、本人が何も言わなければそのまま捨てる。(6歳・男の子)
見えないところに一時保管したり、寝ているうちにこっそり捨てたり……ママの苦労がうかがえます。
まとめ:3~5歳のうちに管理方法を考えておきましょう
3~5歳は日々の成長がめまぐるしく、園や家での工作やお手紙がどんどん増える時期です。
子どもの性格を見きわめたり、収納とにらめっこしたりするのは大変ですが、今しか作れないものばかり。
写真やアプリなども活用して、溜めずに今からうまく整理していけるといいですね。
コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
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