ママたちの「ここでしか言えない」複雑な心中
母の日の主役であるママたち。その胸の内には、うれしさだけでは語れない、複雑で切実な思いが渦巻いています。ここからは、アンケートに寄せられたママたちの本音を紹介します。
工作は嬉しいけれど……その後の保管場所に困る問題
一生懸命作ってくれた作品は宝物として残したい一方で、避けて通れないのが「どこに置こう……」という現実的な収納問題です。
・手紙は大切にファイルなどに保管していますが、もらった工作の保管場所に困っています。(30代/小1の男の子のママ)
・下の子の幼稚園は、母の日プレゼントが牛乳パックや空き箱などの廃材を使った工作だった。ゴミを家に置きたくない……と思いこっそり処分しちゃいました。ごめんなさい。(40代/中1の男の子、小4の女の子のママ)
また、幼稚園で作ってきてくれる母の日のプレゼントは嬉しいけれど、実はちょっとした戸惑いを感じるという声も。
・幼稚園で作ってくる母の日プレゼントは嬉しいけど処理に困る! 今年は、お絵かきしたトートバッグで、普通のクレヨンで書いてあったので持ち歩くと服に色移りが……。また、ママと呼ばれてないけど、「ママだいすき」と書いていて、自分のことじゃない気がしました笑。(30代/小3、6歳の男の子のママ)
「私のことかな?」と、確認したくなりますね(笑)。
・幼稚園で「ママいつもありがとう」と書いたお手紙を持って帰ってきたけど、我が家は「お母さん」呼びなので、親子ともども「ママ」って誰? ってなってます。(40代/中1の男の子、小4の女の子のママ)
「ママって呼ばれてないんだけど!」そう言いたくなる気持ちはあっても、わざわざ訂正するのもなんだか気が引けてしまいますよね。そんな思いをそっと胸にしまっているママもいるのでは?
母の日だけじゃ足りない! 日頃から感謝してほしい
ママたちの本音を聞いてみると、「その日だけじゃ足りない!」という声も少なくありません。
・プレゼントというよりは、いつもよりお手伝いなどを増やしてくれると大変ありがたいと思います。(40代/中3の女の子、小5、小1の男の子のママ)
・「母の日」だから何かをするのではなく、常日頃から嫌な顔せずにお手伝いしてくれたほうが嬉しいし、助かります。(40代/小5の男の子、小3の女の子のママ)
特別な1日よりも、日々の積み重ねがありがたい。この気持ちには、思わず深くうなずいてしまうママも多いのではないでしょうか。
・お母さんに日頃の感謝の気持ちを表すよいきっかけになる日だと思いますが、本当は日頃から感謝を伝えてほしいです。笑 自分自身も母や義母に対して、母の日だけではなく日頃から感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。(40代/小6、小4、4歳、0歳の男の子のママ)
母の日を通して、自分自身の感謝の伝えかたにも目を向けるママの姿に、思わずハッとさせられます。
・母の日にゆっくりさせてくれてありがたいけど、1日/365日って少なくない? 週1で母の日が欲しい!(40代/小1、年少、1歳の男の子のママ)
年に1回の盛大なお祝いよりも、小さな気遣いの積み重ねのほうが、ママにとってはずっと嬉しいですよね。
・SNSなどで、「母の日なのに何ももらえなかった」と嘆く投稿が多いですが、何かものが欲しいと言うより、何らかの形でふだんの感謝の気持ちを表してほしいとみんな思っているのかなと感じています。母の日とか関係なく、みんなもっと感謝の気持ちを日頃から伝えなさーーーい!!(笑)(40代/小5の男の子、小2の女の子のママ)
ユーモアたっぷりなママの声ですが、全国のママたちの心の声を代弁しているようにも感じられます。
プレゼントより「ひとり時間」がほしい!
毎日、家事や育児、仕事に追われるママたちにとって、何も考えずに過ごせる時間は、何よりの贅沢です。
・物はいらないから、ひとり時間が欲しい。(30代/小5、小3の女の子、小1の男の子のママ)
・お花も嬉しいし、ご飯を作ってもらうのも嬉しいですが……もっとひとり時間がほしいです。(30代/小2の男の子、年中の女の子のママ)
お花やご飯の用意が嬉しい気持ちはもちろんある。それでも、本当にママたちが求めているのは、何も考えずに過ごせる時間なのかもしれません。
・プレゼントもらう、とかよりは自由時間が欲しいです! 服か小物も自分で考えて選びたい!!(30代/小1、年中の女の子のママ)
子育て中のママの服選びは、どうしても「動きやすさ」「汚れにくさ」が最優先になりがちです。たまには実用性を気にせず、好きな服を着たいですよね。
・ひとりにしてくれ。(30代/5歳の女の子のママ)
このひとことに、忙しいママの切実な思いが、すべて詰まっています。
パパとのすれ違い……期待と現実のギャップ
パパの頑張りを求める声も寄せられています。
・主人がもっと気をつかって代わりに私に何かしてくれればと思ってます。(40代/小3の男の子、5歳の女の子のママ)
・夫よ、子どもの気づきも大事だが、促してくれてもいいんだよ! と、言いつつ父の日も同様の扱いです(笑)。(40代/小2、5歳の女の子、1歳の男の子のママ)
特に子どもが小さいうちは、母の日をどう過ごすかは、ほぼパパ次第。だからこそ、パパが動かない姿が見えると、余計にモヤモヤしてしまうのかもしれません。
・まだ子どもが小さいので基本的に父親が主導で行っていると思うのですが、お花渡しておけばOKと思っているのが透けて見える。本当に喜ぶと思ってやっているのかなあ。(30代/小1、3歳の女の子のママ)
「モノ」で解決しようとする姿勢に、違和感を覚えるママもいました。
・旦那さんが食事を今日は用意するというけど、片付けは結局やらなきゃいけないから、頼む!! なにもしないで……。(30代/3歳、1歳の男の子のママ)
シンクがピカピカの状態で一日を終えてこそ、ママは心から「ありがとう」と言えます。
・そろそろ母の日やな~と大声で言わないと気付かない我が家の男性陣……。特別なモノが欲しい、何か特別なことをしてほしいわけではないですが、自ら動き、自ら発する労いの言葉があったら嬉しいのにな~と思っちゃいます。私は父の日は子どもたちにちゃんと仕込んでるのにな~と。(30代/小3、6歳の男の子のママ)
・夫になにかしてほしいというより、子どもが何かするのをしっかり監督してほしい。ということを子どもが3歳のときに、何もしなかった夫に𠮟咤しました。(30代/5歳の男の子のママ)
ママたちがパパに求めているのは、形式的な母の日対応ではなく、「大切な人をどう労るか」を行動で子どもに見せてほしい、ということなのではないでしょうか。
モノよりも気持ちが嬉しいママたちの本音
今回のアンケートを通して見えてきたのは、ママたちが母の日に求めているのは、「イベントとしての形式」そのものではなく、感謝の気持ちだということでした。
お花やプレゼントをもらえたら、もちろん嬉しいけれど、それ以上に大切なのは、そこに「いつもありがとう」という、ママを労う気持ちがちゃんと込められているかどうか。多くの声から、そんな本音が伝わってきました。
母の日の過ごしかたに、正解はありませんが、それぞれの家庭、それぞれのママにとって、心地よい形で過ごせたら、それがいちばんですよね。今年は、どんな母の日を過ごしたいですか?
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
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