子どもが産まれても いい夫婦関係でいるために「ママたちがやっている20のこと」

子どもの前でのパートナーへの対応、夫婦の会話、2人の時間… ママたちの体験談をご紹介

写真:アフロ

前回の記事(「よくなった」は少数派… ママになったあとのパートナーとの関係性)では、ママになってからパートナーとの関係が「よくなった」ママは少数派だという事実をお伝えしました。

【前回記事】
「よくなった」は少数派… ママになったあとのパートナーとの関係性

本記事では、そんなママたちが「パートナーといい関係でいるために心がけていること・努力していること」をご紹介します。

コクリコラボアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に2023年4月24日~2023年5月8日インターネット上で実施。有効回答数は203件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

パートナーとよりいい関係でいたい ママの「努力エピソード」集

・子どもの前で絶対に夫を下げない(どんなにむかついていても)。

・子どもの前で夫に対して怒らないように努力はしています。

・自分が子どものころ両親のケンカを見るのがつらかった記憶があるので、子どもから見てパパママの関係が良好であるように見えるよう努力しています。


長く一緒にいると、子どもの前でパートナーのことを悪くいってしまったり、いい争いをしてしまったりすることもときにはあるかもしれません。

このママたちを見習って、意識して減らしていきたいものですね。

・パパ扱いをしない、1人の男性として接する。

・今でも変わらず名前で呼ぶ。

・子ども最優先ではなく、まずはパートナーを大切にする。

・夫とのスキンシップ、コミュニケーションをできるだけ多くとるようにしている。早く寝たかったり、自分のすきなことをする時間もとりたいけれど、すれ違った関係を取り戻すには相当の時間と努力が必要になるだろうと予想できるので。


愛情が子どもにかたよりすぎないよう、きちんとパートナーへの愛情表現をするようにしているというママたちも。

・感謝の気持ちを伝えるようにしている。言葉でしっかり伝える。

・感謝の気持ちや愛情を、メールや対面などで言葉にして伝える。お互いに冗談でもけなしたり下に見たりする発言をしない。親しき仲にも礼儀ありで結婚12年、良好な関係です。


まさにこのママがいうように、「親しき仲にも礼儀あり」。感謝の気持ちをきちんと言葉にする、というママも多くいました。

・やってほしいこと、やってほしくないことは口に出して伝える。

・「いわなくても察してほしい」は通じないので、してほしいことはなるべくいう。

・やってほしいこと(家事など)はきちんと伝えるようにしています。いわないと伝わらないので。「ありがとう」を言葉にするようにしています。


自分の希望をきちんと言葉にして伝える、という回答もたくさん集まりました。

・忙しくてパパをないがしろにしてしまいがちですが、なるべく話す時間をとるようにすること。

・子どもの話だけにならないように、趣味の話や、最近読んだ本を交換し合ったりする。

・あまりないかな笑。でもおしゃべり好きな夫の話はよく聞く!


意識して会話、おしゃべりの時間を取るようにしているママも多いようです。気軽に試せる、いい心がけですね!

・夫は別家庭の人と想定し、こちらの理想を押し付けないようにしている。

・自分の意見を押しつけないようにしている。


パートナーを尊重し、理想や意見を押し付けないよう気をつけているという声も。

・早起きをして、夫婦2人でのコミュニケーションをとる時間をつくること。

・家族との時間も大切にしつつ、2人の時間も大切にする。

・子ども抜きで、映画に行ったりデートする。


子どもが生まれると、夫婦2人の時間は必然的に減ることが多いでしょう。

意識して2人の時間をつくり、大切にしているというすてきな回答も多数集まりました。

・働きに出るわけではないけれど、朝、軽く化粧をしたりアクセサリーを身に着けたり、服装もだらけすぎないようにしています(自分のためでもありますが……)。

筆者が個人的にドキッとしてしまった、こちらの回答。

自分の服装やメイクはつい後まわしにしてしまいがちなのですが、少し気をつけねばと反省しました……。

座談会ではこんなエピソードも

・育児が大変で部屋が汚いときに、「そんなに忙しいの?」みたいな反応をされたことがあり……。この大変さをわかってもらうにはどうしたらいいんだろうと考えて、「今日の息子くん」という交換日記をはじめました。

読んでもらったら、「それはお皿を洗う時間もないよね」といった感じで興味を持ってくれました。


座談会では、「パパと交換日記をしている」ママの話を聞くことができました。

「そんなに忙しいの?」のような反応にムッとせず、わかってもらうにはどうしたらいいのかと考えて行動に移したこのママに、尊敬の念を覚えます。

きっと家族のすてきなエピソードがつまっているであろう交換日記、筆者ものぞき見させてもらいたい気持ちになりました。

心がけの多くは日々の小さな取り組み まずは気軽に取り入れてみては?

パートナーといい関係でいるために努力する……などと聞くと、ついつい「そんなこと今さらムリ」と尻ごみしてしまうママもいるのではないかと思います。

しかし、ママから集まった体験談のほとんどは、心がけひとつですぐに試せそうなものでした。

あまり深く考えすぎずに、「これならムリなく試せそうだな」と感じるものをまずは気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?

こくりこらぼ

コクリコラボ

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​