子どもの主体性は「思わず出ちゃう」もの 「育む」ものでも「引き出す」ものでもない〔ある公立小学校教員の驚きの実践〕
現役教員に聞く 子どもが主体的になるヒント#2 親子編
2024.12.09
勉強も習い事も、主体的に楽しく取り組んでほしい。そう思いながらも、なにかと心配で口を出してしまう保護者も多いことでしょう。
主体性を大切にした授業を行う現役公立小学校教員・大窪昌哉先生は「子どもが自己選択・自己決定を繰り返して試行錯誤する」ことが大切で、そうした機会なく、子どもが主体的になるのは難しいと話します。
しかし、目の前の子どもが無気力に見えたときやダラダラしているときなどは、どうしてもひとこと言いたくなってしまいます。こんなとき、大窪先生はどうしているのでしょうか。
子どもたちが積極的かつ楽しそうに学習する授業風景を紹介した第1回に続き、第2回では、先生が子どもと接する上で意識していること、考え方などをインタビュー形式でうかがい、保護者が家庭で子どもの主体性を大切にするためのヒントを探ります。
※全4回の第2回(第1回、第3回、第4回を読む/公開日までリンク無効)
【大窪昌哉(おおくぼまさや) プロフィール】
大学卒業後、一般企業の経理部に7年間勤務し、小学校の先生になるため30歳で退職。通信大学で小学校の教員免許を取得して、逗子市内の小学校にて教員人生をスタート。2024年度から葉山町立上山口小学校に勤務。