ファストフード店で使える英語【学校でも塾でも習わない ワザあり英語】

「英語でなんて言うの?」 知ってて差がつく“通訳者ママ”の「最新」英語表現 【連載】第6回

通訳者・翻訳家:神本 亜紀

to go, please.
あるいは
I'd like it to go.

持ち帰りというと、日本では〈take out〉が頭に浮かびます。しかし〈take out〉よりも、アメリカでは〈to go〉、英国では〈(to)take away〉を使うのが一般的です。

また、〈I'd like〉を使うと、〈I want〉よりも丁寧で控えめな言い回しになります。ネイティブも店員に〈I'd like〉を使う人は少なくありません。

紹介したフレーズはファストフード店に限らず、そのほかの飲食店でも使えます。海外に行った際には、使ってみてください。

あき先生のチャットルーム

ジュースとソーダとソフトドリンクについて

日本では、アルコールを含まない飲み物全般はソフトドリンクとして認識している人が多いのですが、英語圏(特にアメリカ)では、日本とは違った線引きがされています。

たとえば、コーラ〈cola、coke〉は、ソフトドリンクとソーダに入りますが、ジュースとは区別されます。また、オレンジやぶどうといった果汁飲料は、ジュースであり、日本のようにソフトドリンクの中には入りません。

ちなみに乳酸菌飲料は、ソフトドリンクに入りますが、ソーダでも、ジュースでもありません。

メニュー表では、アルコール飲料もすべて含んだ〈beverages(飲み物)〉で案内されていることもありますが、ちょっとした違いがわかると、英語が一段と面白く思えるでしょう。

かつては“英語音痴”……第2子出産後の30歳から英語を学び直し、今は通訳者・翻訳家として活躍する神本亜紀(かんもと あき)さんの「英語勉強法」を解説した記事は⬇︎下のバナーからどうぞ!

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かんもと あき

神本 亜紀

通訳者・翻訳家

大学で心理学を専攻しカウンセラーを志すも、学生時代に夫と出会い、卒業後に結婚・出産。英語は大嫌いだったものの、子育て中に出会った英語教育に熱心なママ友や、勤め先からの勧め、我が子の英語教育を前にして親もある程度の英語力がないとダメだと自覚したことで、2人目の子どもを出産後、30歳から英語を真剣に学び直しし始める。 現在は社内通翻訳として勤務するかたわら、フリーランス通訳として各種国際イベントなどで活躍。英検1級までは約5年、TOEIC990点(満点)は約13年かけて到達。英語はいまでも毎日、アップデート中。 ・note(ブログ) https://note.com/englishpuppy/

大学で心理学を専攻しカウンセラーを志すも、学生時代に夫と出会い、卒業後に結婚・出産。英語は大嫌いだったものの、子育て中に出会った英語教育に熱心なママ友や、勤め先からの勧め、我が子の英語教育を前にして親もある程度の英語力がないとダメだと自覚したことで、2人目の子どもを出産後、30歳から英語を真剣に学び直しし始める。 現在は社内通翻訳として勤務するかたわら、フリーランス通訳として各種国際イベントなどで活躍。英検1級までは約5年、TOEIC990点(満点)は約13年かけて到達。英語はいまでも毎日、アップデート中。 ・note(ブログ) https://note.com/englishpuppy/