子どもの心を育む「やさしい表現と深い思索」…いとうひろし絵本の世界

「おさるシリーズ」「だいじょうぶ だいじょうぶ」

やさしい表現で深い思想にふれる いとうひろしワールド

名作『だいじょうぶ だいじょうぶ』や、ロングセラー「おさる」シリーズをはじめとした、数多くの作品を手がける絵本作家・いとうひろしさん。
いとうひろしさんの作品は、子どもはもちろん大人にもファンが多く、何度もなんども繰り返し読むと、その都度、発見がある、そんな魅力に溢れています。

30周年を迎えた「おさる」シリーズ

絵本作家いとうひろし氏の「おさる」シリーズは、1991 年の『おさるのまいにち』以来、30 年間にわたって読者に親しまれてきたロングセラーです。
36 万部超のヒットシリーズであるとともに、路傍の石幼少年文学賞、IBBY オナーリスト選出、産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞を受賞するなど、非常に高い評価を得てきました。

待望のシリーズ最新刊

おさるのゆめ
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やさしい表現で深い思想にふれる「おさる」シリーズの真骨頂
「おさるのゆめ」
本作のテーマは「ゆめ」。
ゆめを見ているおさるは、ゆめの中でも夜になるとゆめを見て、さらにそのゆめの中でも夜になると……と、心地よいリズムで、お話が展開していきます。
ゆめと現実のちがいがあやふやになって、どきどきしながら、何度もたのしめるおはなしです。
おさるのえほん
30周年記念 描き下ろしを収録、絵本3冊を小さくまとめた愛蔵版・絵本セット
「おさるのえほん」

『おさるのかくれんぼ』『おさるのおいかけっこ』『おさるのまねっこ』が、シリーズ30周年記念で1冊の愛蔵版として出版されました。

「おさるのえほん」収録作品(横にスワイプしてください)

前を向くためのおまじないーーだいじょうぶ だいじょうぶ

だいじょうぶ だいじょうぶ(いとうひろし:作)
心配しなくても「だいじょうぶ」。無理しなくても「だいじょうぶ」。
それは、おじいちゃんのやさしいおまじない。

おじいちゃんと散歩しながらわかったこと。
道ばたの小さなものにも声をかけるおじいちゃん。
楽しい散歩をしながら不安なことや怖いものも知ったぼく。ぼくはこのままちゃんと大きくなれるんだろうか? 不安だらけのぼくにおじいちゃんが教えてくれた言葉はーー。
子どもたちのしなやかな強さを育むのはもちろん、すこし疲れた大人にも前を向く力を与えてくれる絵本。

​日本図書館協会選定図書/講談社出版文化賞絵本賞​

プロフィール

絵本作家・いとうひろし
いとうひろし:1957年、東京都に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。作品に『おさるのまいにち』『おさるはおさる』(ともに路傍の石幼少年文学賞)、『おさるになるひ』(IBBYオナーリスト)、『だいじょうぶ だいじょうぶ』(講談社出版文化賞絵本賞)、『マンホールからこんにちは』(児童文芸新人賞)、『ルラルさんのにわ』(絵本にっぽん賞)、『くもくん』(日本絵本賞読者賞)など多数

いとうひろしの本

だいじょうぶ だいじょうぶ

「おさる」シリーズ

そのほか

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