【5歳~7歳向け】成長への一歩は勝負の見極め! 大人数向きボードゲーム5選

「すごろくや」丸田康司さん 大勢が集まる年末年始に遊びたいボードゲーム#1 5歳~7歳向け5選 

すごろくや代表:丸田 康司

電池を入れて遊ぶ、電動式のアクションゲーム「くるりんパニック・リターンズ!」  画像提供:すごろくや

おじいちゃん、おばあちゃんやいとこたち。久しぶりに大勢が集まる年末年始に、みんなで一緒に遊べるボードゲームを、国内外の約600種類のボードゲーム&カードゲームを取り扱う専門店「すごろくや」代表・丸田康司さんに教えてもらいました。

前編は5歳~7歳のお子さんがピッタリなゲーム5選です。

どのゲームも3~4人以上で楽しめるものばかり。ぜひ大人数で挑戦してみてください。回を重ねるごとに、ゲームを通して子どもの成長を感じることもできますよ。

※実際に遊ぶときのおすすめの年齢として紹介しています。参考年齢は目安にしてください。

ルールはシンプル! だからみんなで楽しめる5選

① コブタを背中にのせて、さあ移動!【すすめコブタくん】

「すすめコブタくん」
https://sgrk.blog.fc2.com/blog-entry-362.html
5,280円/ドイツ製/遊ぶ人数:2~7人/対象年齢:4歳~/推奨人数:4人以上
画像提供:すごろくや

かわいいコブタがコマの「すすめコブタくん」は、サイコロを振って自分のコブタくんを進めてゴールを目指す、すごろくタイプのゲームです。

カラフルなコブタくんがコマです。さて、どの色にする?
画像提供:すごろくや

おもしろいのは、誰かのコブタと同じマス目に止まったら、そのコブタの上に乗ること。

画像提供:すごろくや

下のコブタが進むときには、上のコブタも乗ったままで進みます。

また、サイコロには黒い目と赤い目があり、黒い目が出たら進んだ後に「もう一度振ってもいいし、振らなくてもいい」という選択ができます。黒い目で進んだ後にもし誰かのコブタに乗っていたら、サイコロを振らないでおいて、下のコブタに進めてもらうほうが遠くまで行かれるかもしれません。そうした一つひとつの選択が勝負を左右します。

背中に乗せたコブタがゴールすれば、乗っているコブタも一緒に勝利です! 

ちなみにコブタのコマは積み木として遊ぶこともできますよ。

② タイミングを図って相手を打ち負かす【くるりんパニック・リターンズ!】

「くるりんパニック・リターンズ!」
https://sgrk.blog.fc2.com/blog-entry-2036.html
4,180円/中国製/遊ぶ人数:2~6人/対象年齢4歳~/推奨人数3人以上
画像提供:すごろくや

「くるりんパニック・リターンズ!」は、電池を入れて遊ぶ、電動式のアクションゲームです。

スイッチを入れると空賊の飛行機が回り始めます。しかし、そのままだと自分のニワトリ(コイン)にぶつかってしまいます! 

画像提供:すごろくや

ぶつからないようにするためには、ペダルをタイミングよく押して、自分のニワトリを避けるしかありません。逆に、自分以外のニワトリには飛行機をうまくぶつけ、相手のニワトリを減らしていきます。

原版は1992年に発売され、1994年ドイツゲーム大賞を受賞した人気のゲームです。  画像提供:すごろくや

ニワトリが全部なくなったら脱落。そして最後まで自分のニワトリを守り切れた人が勝ちです。

簡単な操作ですが、微妙なタイミングと力加減がものをいうアクションゲームですよ。

③ みんなでレーサーになってゴールを目指せ【モンツァ・カーレース】

「モンツァ・カーレース」
https://sgrk.blog.fc2.com/blog-entry-920.html
3,520円/ドイツ製/遊ぶ人数:2~6人/対象年齢:5歳~/推奨人数:4人以上
画像提供:すごろくや

「モンツァ・カーレース」は、変則的なすごろくゲームです。
6色の目がついたサイコロ6個をまとめて振り、出た目の色のマスに進めます。自分の車を対応する色のマスに進ませながら、いち早くゴールを目指します。

車好きなお子さんが喜ぶこと間違いなし! のゲームです。  画像提供:すごろくや

好きな色の車を選んだらゲームはスタート。サイコロを振って、うまくいけば6つの色をすべてを使って進めますが、隣接していないマスには進めません。

他にも、タイヤマークのマス目は進めないなど、そうそう思うようにはゴールに到達できないのがこのゲームの面白いところ。ちなみにコーナーでは、内側の方が少ないマス目で進めるので、覚えておくとよいでしょう。

ビューンと進めた時の快感は、たまらなく気持ちがいいですよ。

次のページへ 続いて、メジャーで実際に長さを測って遊ぶゲームとは!?
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