「おしゃれ」でわくわく! 自分の“好き”をみつけよう! おしゃれ絵本

【 絵本でお悩み解決!?】 テーマ05「おしゃれを楽しみたいの」

げんき編集部

研究テーマ05「おしゃれ絵本」
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D:子どもがどんなに、大人から見て不思議な格好をしたがっても、その子がそれを「かわいい」って思ってるなら、一緒に歩いてあげたいよねえ。

:大人としては、えーっ! って思う服を子どもが着たがること、ありますよねえ。悩むときもあるけれど、この絵本のママのように、広やかに感性を受け取って、一緒に楽しんであげたいです。

自分の「好き」を選んで「外」へ!『おしゃれなサリちゃん』

作・絵:たちばな はるか PHP研究所
:ママと公園に行くことになったサリちゃん。うれしくてうれしくて、おしゃれをします。そのおしゃれはちょっとだけ不思議……だけどママは気にしない! 

D:サリちゃんの表情、ほんとにいいよねえ。おしゃれは選ぶのも、身に着けるのも、それで外に出るのも、とにかくうれしいことなんだよなあ。……選ぶといえば、絵本でこんなおしゃれの楽しみ方もできるよ。

組み合わせ自由自在なしかけ絵本!『ペネロペ おかしな ふくをきる』

文:アン・グットマン 絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン 訳:ひがし かずこ 岩崎書店
:上・中・下、3つに分かれたページを自由に組み合わせて、いろんな「おかしな」おしゃれが楽しめちゃう。「おかしな」っていっているけれど、その恰好をどう感じるかは、人によって違いますね。

D:うんうん。そりゃあ、『ケイティー』のように、顔を青く塗られたら、私たち大人はびっくりするかもしれないけど、さっきも言ったように、好きなものを身につけると、気持ちが盛り上がるじゃない。

さえない気分のとき、おしゃれって強い味方になる!『ケイティー』

作:ポリー・ダンバー 訳:もとした いづみ フレーベル館

:わかります! あー、しんどい、つかれた~ってときでも、誰かのためじゃない、自分の気持ちが盛り上がる色を身に着けるだけで、なんて心強いんだろうって思います。

D: そうだよねえ! 『ボタン』ひとつ、小さなワンポイントでも、お気に入りを身につければ気持ちが変わる!

いろんな形に心ときめく、軽くなる…『ボタン』

作:森絵都 絵:スギヤマカナヨ 偕成社
D:おしゃれって、世界中のあらゆる「好き」を、自分の中に取り入れていくってことだと思うんだ。
:なるほどなあ……。それってすごく素敵で憧れます。でもやっぱり、「あの子、変」って周りに思われたらどうしようって不安な気持ちもぬぐいきれないかも……。

D:うんうん。たしかに、おしゃれって他人に見られるってことでもあるからね。もし、人と違う格好をするのが不安なときは、想像の世界、という手もあるよ! 『ミリーのすてきなぼうし』みたいにね。

人には見えないけれど、たしかにそこにあるおしゃれ!『ミリーのすてきなぼうし』

作:きたむら さとし BL出版
:いろんな帽子を想像しながら、思い切り胸をはって歩くミリーがほんとに素敵! 「今日の私はケーキのぼうしをかぶっているの!」って思って歩くだけで、わくわく楽しくなります!

D:うん、毎日が新鮮になるよねえ!
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