
「どうして?」1歳4ヵ月の偏食【子育てのお悩みを現役保育士てぃ先生が解決!】
フォロワー80万人超えのカリスマ保育士てぃ先生の“目からうろこ”の育児アイディア#27
2025.05.23
保育士:てぃ先生

今回は、お子さんの偏った食事にお悩みのママからのご相談です。
お悩み『好きなものしか食べません』(1歳女児)

アドバイス①「ときがきます」
親御さんは「好きなものだけ食べていると、好き嫌いが多い子に育ってのちのち給食などで苦労する」と考えると思うのですが、たとえば大人でもチョコレートが大好きでチョコレートばかり食べているときがあったとしても、いつか必ず飽きてほかのものを食べますね。同じように子どももほかの食べものに興味を持ち出して、食べるときがきます。
それになにも食べてくれない子どもよりも「パクパク喜んで食べてくれるものがある」ということは、ある意味安心材料です。あまり気にせず、食べてくれるものがあってよかった! と思って好きなものを食べさせてあげてください。

アドバイス②「“楽しい”が一番」
今、お子さんは「泣き続けたら自分の好きなものが出てくる」と思っています。親御さんが心を鬼にして断固としてヨーグルトを出さない、フルーツを出さない、間食もさせない、と食事以外出さないようにすれば、お腹がすいて必ず食事を食べるようになります。少し厳しいですが、親御さんの頑張りが必要です。
でも、就学前のお子さんはとにかく楽しい食事が一番大事だと思います。
栄養バランスを優先して苦手なものをなんとか食べさせようとすると、食事の時間自体がきらいになってしまいます。そうなると食事の席につきたくない、食事の時間がきらい、食べたくないとなってしまいます。
食べ物の好ききらい以前に、食事の時間が楽しくなければ苦痛になってしまいます。それは絶対に避けたいことですね。そういう意味でも、栄養バランスにとらわれず、今は食べたいものを食べさせていてもいいのではないかな?と思います。


げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
てぃ先生
関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。 他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。 ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、X(旧Twitter)フォロワー数は62万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。 著書は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』(ダイヤモンド社)、『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(ベストセラーズ)、コミックほか多数。 Twitter:@_HappyBoy Instagram:@tsenseidayo YouTube Amebaブログ
関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。 他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。 ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、X(旧Twitter)フォロワー数は62万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。 著書は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』(ダイヤモンド社)、『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(ベストセラーズ)、コミックほか多数。 Twitter:@_HappyBoy Instagram:@tsenseidayo YouTube Amebaブログ