てぃ先生の目からうろこの育児アイディア
テレビ出演でも話題のてぃ先生は、なんと現役の保育士。その超具体的な育児法はかつてない斬新なアイディアに溢れていて、世のママパパに圧倒的に支持されています!!
まさに「保育のプロ」として日々子どもに接しているてぃ先生ならではの、的確で「すぐ効く」目からうろこの育児アイディアを紹介する連載です!
保育士として勤務のかたわら、その専門性をいかしTwitter、YouTubeなどで、子育ての楽しさや子どもとの向き合い方などを発信、大反響を呼ぶ。著書に「カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」(ダイヤモンド社)、「ほお…、ここがちきゅうのほいくえんか。」(ベストセラーズ)など多数。
育児の悩み#43『子どもが食物アレルギーで食事の支度が大変です』(3歳3ヵ月男児)
食物アレルギーで米、小麦、大豆、乳製品、卵が食べられません。食事が大変で、疲れきってしまいました。
「もし、僕自身が食物アレルギーだったら、食べられる食材でレパートリーの増やし方を考えると思います」
僕が接する機会のあるお子さんの中にも、「小麦がダメです」「卵は食べられません」など、いろいろな食材に対してアレルギーを持っているお子さんがいます。最近では「くるみ」もアレルゲン食材として、表示が義務化されたばかりですね。
もし、僕自身がアレルギーをもっていたとするならば、「これも食べられない」「あれも食べられない」と思うと切なくなるので、「食べられるものがあってよかったな」と気持ちを切り替えるようにします。そして、食べられる食材でレパートリーの増やし方を考えます。たとえば、同じ食材でも切り方や調理方法を変えると、食感や風味に変化がでて、違う印象になったりしますね。そうやっていろいろ変えて「今日はこの切り方にしてみよう」「昨日は焼いたから、今日は蒸してみよう」などいろいろ試して、まずその変化を楽しんでみると思います。
「アレルギー対応してくれる食材宅配サービスなどもありますから、そういうものを上手に利用するのもおススメです」
食事を作るのにかかりっきりになってしまい、お子さんと向き合う時間がなくなるのは、あまりいいことではありません。そういったサービスなどを取り入れて、生まれた時間的余裕をお子さんとの時間として使えれば、お子さんも嬉しいと思います。

てぃ先生
関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディ...
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...