3月11日 ウルトラマン80 謎のマラソン少年の正体は? 死神山から来たイダテンラン

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」3月11日(1981年)

テレビマガジン編集部

1981年3月11日は『ウルトラマン80』第48話「死神山のスピードランナー」が放送された日です。地元で有名なマラソン大会が、今年も目前に迫っていた。しかし、猛が以前から知っていた、正夫という少年が練習をしていない。彼の友人によると、母親が病気になってしまい、正夫は高校進学を諦めて母親の八百屋を継ぐことになったらしい。

本当は高校に行って、高校駅伝で走りたいと思っていた正夫だったが、進学ができなくなってしまってやる気を無くしていたのだ。

そんな正夫と猛が話をしているところに、正夫の妹がやってくる。彼らの母親が手術をすることになったらしい。手術を控えた母親に元気づけられた正夫は、マラソンの練習を再開することに。そんなとき、猛と正夫のふたりは人間離れしたスピードで走る謎の少年を目撃する。

そのマラソン小僧は、マラソン大会に備えて練習する生徒たちを次々と追い抜き、正夫のライバル校の校庭に侵入し、優勝候補とされている中島選手に競争をもちかける。しかし、運悪く中島は転び、怪我をしてしまった。その様子を見ていた中学の校長は、怪我をした中島の心配もせず、マラソン小僧を校長室に連れていく。

オオヤマキャップにマラソン小僧の調査を命じられていた猛、そしてウルトラの星からやってきて現在は星 涼子という名前で活動しているユリアンは、ウルトラヒーローの超能力で校長とマラソン小僧の会話を聞き取る。校長はマラソン小僧を利用して中学の名声を高めようと企んでいた。校長により「走太」という名前を付けられたマラソン小僧は山芋と大根が好物らしく、校長から出された生の野菜を頰張っていた。
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