5月21日 帰ってきたウルトラマン 時限爆弾をつけたままの怪獣が出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月21日(1971年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月21日」(1971年)。
ゴーストロンと戦うウルトラマンジャック  ©円谷プロ
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1971年4月2日より放送が開始された『帰ってきたウルトラマン』の主人公は郷 秀樹。カーレーサーを目指していた郷は、怪獣タッコングの襲撃の際に子どもを守って命を落とすもウルトラマンジャック(劇中での呼称は「ウルトラマン」)と一体化し復活。怪獣攻撃隊MAT(マット)に入隊し、怪獣から地球を守るために戦うことを決意する。

出現した怪獣・ゴーストロンに、新開発の強力なロケット弾「X弾」を発射した郷。しかし、郷のミスで、X弾は時限爆破装置のボタンを押した状態で発射されてしまった。10時間後に爆発するX弾をつけたゴーストロンは、ダイナマイト工場に出現してしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

郷がミスを犯す

1971年5月21日は『帰ってきたウルトラマン』第8話「怪獣時限爆弾」が放送された日です。人里離れた大杉谷に、ゴーストロンが現れた。MATは、岸田隊員が完成させたばかりの強力なロケット弾「X弾」で攻撃を決定。自ら志願した郷は、X弾を搭載したマットアロー2号で現場に向かった。

ゴーストロンと対峙した郷。すると、ゴーストロンが火炎を吐いてきた。回避行動を取りつつも、X弾を発射する郷。しかし、命中したはずのX弾は爆発せず、ゴーストロンは姿を消してしまった。郷は帰還。MATは、マットアロー2号の記録を確認し、なぜX弾が起爆しなかったのかを検証する。すると、ゴーストロンの攻撃に驚いた郷が、咄嗟にX弾を時限爆発に切り替えるボタンを押してしまっていたことが判明した。

X弾は、10時間後に爆発する。姿を消したゴーストロンが市街地に現れれば、大きな被害が出るのは明らかだ。MATはゴーストロンが動きを見せるまで、一時待機をすることに。そこで、郷は加藤隊長と柔道の特訓を始める。その特訓のなかで、郷は自分が油断していたことがミスの原因であると気づくのだった。
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