10月3日 ウルトラマンガイア ウルトラマンアグルの正体が明らかに!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月3日(1998年)

テレビマガジン編集部

我夢の故郷にボクラグが出現!

平日のため父親は仕事にいっており、母親とスイカを食べながら家族の時間を過ごす我夢。しかし突如轟音が響き、海から怪獣・ボクラグが出現した。上陸するボクラグ。我夢は母親に、「今までこの町はあまり好きではなかったが、今は帰ってきてよかったと思っている」と言い、任務に向かうのだった。

チーム・ライトニングは出撃し攻撃を開始したが、着弾した攻撃の炎がすぐに消えてしまう。我夢は、ボクラグが出している霧を調査。結果、ボクラグはほとんどが海水と同じ成分でできており、ミサイル程度の火力では消化されてしまうことが判明。さらに、一度に蒸発させようとすると周囲に甚大な被害が及んでしまう。

すると、我夢はひとりの男性が海岸に立っていることに気づく。男性は腕に装着したアグレイターにより、以前出現した青い巨人=ウルトラマンアグルに変身した。ボクラグに攻撃を始めるアグルは、アグルブレードでボクラグを斬りつける。しかし、敵の体はすぐに再生し、アグルは不意をつかれボクラグに取り憑かれてしまう。

我夢はウルトラマンガイアに変身しアグルを救出。ボクラグに攻撃を開始するが、やはりいくらダメージを与えても敵の体はすぐに再生してしまう。そして、ハサミで動きを封じられてしまった。すると、体勢を立て直したアグルが必殺のリキデイターを発射。ガイアを人質に取るような動きを見せたボクラグだったが、アグルは的確にボクラグの体を撃ち抜き勝利を収めたのだった。

大海魔 ボクラグ

体温が低いため、XIGのレーダーに感知されなかった  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
大海魔 ボクラグ

全長/53メートル
体重/4万4000トン

体のほとんどが、塩化カリウムを含んだ海水と同じ成分でできている怪獣。両腕のハサミが強力で、体を破壊されてもすぐに再生できる、アグルのリキデイターを受け、蒸発した。

登場エピソード:『ウルトラマンガイア』第5話「もう一人の巨人」(1998年10月3日放送)
脚本:小中千昭/特技監督:北浦嗣巳/監督:原田昌樹

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10月3日は我夢の故郷でガイアとアグルが共闘した日

10月3日は、我夢が両親に会いに故郷に帰省したエピソードの日。故郷に怪獣が出現。そして、ウルトラマンアグルも現れます。アグルに変身している人物が、かつて同じアルケミー・スターズにいた藤宮博也だと気づく我夢。

しかし、藤宮は「地球にとって人類はガン細胞だよ」と言い、地球そのものを救うために力を貸すよう我夢に迫ります。それに対し我夢は「その考えは間違っている」と拒絶。人類を含む地球の生き物を守りたいと考える我夢、地球そのものを守りたいと考える藤宮との対立が、ここにはじまってしまったのでした。

なお、大学を退学した我夢でしたが、大学側の計らいで休学扱いになっており、根源破滅天使 ゾグを撃破した後、無事に復学しています。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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