あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月3日」(1998年)。
根源的破滅招来体と戦うため、大学を辞めてしまった我夢。特捜チームXIG(シグ)の石室章雄コマンダーは大学を辞めたことも、XIGに入隊したことも両親に説明していない我夢を空中要塞エリアル・ベースから下ろし、一度実家に帰らせる。だが、我夢の実家の近くに怪獣が出現。さらに、以前現れた青い巨人も姿を現す。
実家に帰る我夢
すると、海上を飛行するダヴ・ライナーに乗っていた我夢は、海面に怪獣の姿を発見。オペレーターの佐々木敦子に連絡するが、エリアル・ベースのセンサーには何も反応がないらしく、怪獣の姿も消えてしまう。その後、千葉の海岸近くにある、実家に到着した我夢。我夢は天才的な頭脳を持つことから幼少期はいじめられたこともあり、この田舎の地があまり好きではなかった。
我夢は両親に連絡をせず、大学を退学していた。自宅前で、両親にどう説明しようか迷っていた我夢。そこに外出していた母親が帰宅する。通知がきたため母親は我夢の退学を知っていたが、「好きなようにやんなさい」と言い、深く追及することはしなかった。