10月3日 ウルトラマンガイア ウルトラマンアグルの正体が明らかに!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月3日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月3日」(1998年)。
ボクラグ(中央)と戦う、ウルトラマンガイア(右)とウルトラマンアグル(左)  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワーク「アルケミー・スターズ」の一員、高山我夢(がむ)が地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに、地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

根源的破滅招来体と戦うため、大学を辞めてしまった我夢。特捜チームXIG(シグ)の石室章雄コマンダーは大学を辞めたことも、XIGに入隊したことも両親に説明していない我夢を空中要塞エリアル・ベースから下ろし、一度実家に帰らせる。だが、我夢の実家の近くに怪獣が出現。さらに、以前現れた青い巨人も姿を現す。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

実家に帰る我夢

1998年10月3日は『ウルトラマンガイア』第5話「もう一人の巨人」が放送された日です。ある日、我夢は石室コマンダーに呼び出される。「XIGに入隊したい」と言う一般人の我夢を、自身の権限で入隊させた石室コマンダー。我夢は、石室コマンダーから両親に、XIGに入隊したことを伝えているのかと問い詰められる。我夢は両親にしっかりと話をしていなかった。誤魔化そうとする我夢だったが、きちんと報告するよう石室コマンダーに命じられ、シャトルのダヴ・ライナーでエリアル・ベースから降り、実家に戻ることになる。

すると、海上を飛行するダヴ・ライナーに乗っていた我夢は、海面に怪獣の姿を発見。オペレーターの佐々木敦子に連絡するが、エリアル・ベースのセンサーには何も反応がないらしく、怪獣の姿も消えてしまう。その後、千葉の海岸近くにある、実家に到着した我夢。我夢は天才的な頭脳を持つことから幼少期はいじめられたこともあり、この田舎の地があまり好きではなかった。

我夢は両親に連絡をせず、大学を退学していた。自宅前で、両親にどう説明しようか迷っていた我夢。そこに外出していた母親が帰宅する。通知がきたため母親は我夢の退学を知っていたが、「好きなようにやんなさい」と言い、深く追及することはしなかった。
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