あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月22日」(2016年)。
ギャラクトロンから怪奇現象追跡サイト・SSPの夢野ナオミを救うため、ウルトラマンオーブ サンダーブレスターの力を使ったガイ。しかし、力を制御することはできず、ガイはナオミに大怪我を負わせてしまった。責任を感じたガイは、ナオミたちのもとから姿を消したのだった。
姿を消したガイ
1908年、ルサールカで原因不明の大爆発が起きた。シンは、100年前にもウルトラマンオーブのようなウルトラヒーローが存在しており、この爆発はウルトラヒーローと怪獣や宇宙人の戦いによるものなのかもしれないと考えていた。そこへナオミの母親がやってきた。ルサールカは、ナオミの高祖母(ひいひいおばあさん)の出身地だった。彼女は激動の時代を生き抜き、晩年は日本で平和に暮らした。SSPの事務所に飾られていたマトリョーシカは、おばあさんの幸運のお守りなのだという。
すると、話題はオーブのことに移る。世間では、オーブに対する批判の声が高まっていた。シンたちも、オーブに懐疑的な目を向け始めていたが、ナオミはギャラクトロンに操られてしまった自分とオーブを重ね合わせ、オーブも巨大な力に支配されてしまっていたのではないかと感じていたのだった。