8月17日 ウルトラマンタイガ ババルウ星人が霊能力者を利用する

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月17日(2019年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月17日」(2019年)。
ババルウ星人と戦うウルトラマンフーマ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2019年7月6日より放送が開始された『ウルトラマンタイガ』では、さまざまな宇宙人が密かに暮らす地球で、主人公・工藤ヒロユキがウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマに変身し、宇宙人が関係する事件を解決しながら平和を守っていく。

ネットアイドルを護衛する依頼を受けた民間警備会社E.G.I.S.(イージス)。九頭流村での撮影に同行したヒロユキたちであったが、なにやら村人たちの様子がおかしい。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

九頭流村へ向かったヒロユキ

2019年8月17日は『ウルトラマンタイガ』第7話「魔の山へ!!」が放送された日です。E.G.I.S.に、肥後という男性と、天王寺 藍という女性がやってきた。肥後は、「電波系霊能力ネットアイドル」である藍のプロデューサーで、なんでも最近、藍が誰かに後をつけられているらしい。ホマレは、藍にうさん臭さを感じていたが、E.G.I.S.はその依頼を引き受け、藍を護衛することになる。

動画配信のため、「地図から消された村」という九頭流村に向かうヒロユキたち。言い伝えによると、九頭流村にはいけにえを求める守り神がいた。村人たちは旅人を人柱として捧げていたが、噂が広まり、誰も九頭流村を訪れなくなる。そして、今度は村人を人柱としたことで村から人が消え、最終的に無人の村になったらしい。

九頭流村に到着したヒロユキたちだったが、そこでは言い伝えと違い、普通に人々が生活していた。そして、その日は守り神こと「赤目様」を崇める行事が行われるらしい。藍は、動画の閲覧数を稼ぐため、行事を行っている神社に突入。無断で村人を撮影するが、それをホマレに止められる。

動画の閲覧数に執着する藍は、ホマレに叱られても、不貞腐れて反省しない。一方、藍の配信した動画に違和感を覚えたピリカは、画像解析をすると、そこには2体の宇宙人・ババルウ星人とフック星人の姿があった。ヒロユキと藍も、その姿を目撃するが、それに気づいた村人たちに、ヒロユキらは襲われてしまう。そして、山の奥に逃げると、そこには小さな祠があった。
次のページへ 肥後は、ババルウ星人が化けた姿だった!
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