8月16日 ウルトラマンティガ ダイゴがレナに自らの正体を明かす!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月16日(1997年)

テレビマガジン編集部

「ウルトラマンシリーズ」のお約束として、主人公がウルトラマンであることを仲間たちに明かす、いわゆる「正体バレ」があります。作品ごとにさまざまなシチュエーションで、ドラマチックに描かれる正体バレはその作品の一大イベントとなっているのです。

そして、『ウルトラマンティガ』の正体バレ回が、今でも高い人気を持つ第50話「もっと高く!〜Take Me Higher!〜」です。主人公のマドカ・ダイゴを演じる、長野 博さんも所属するV6が歌う本作の主題歌「TAKE ME HIGHER」にかけたサブタイトルの第50話。ティガの正体バレは、どういったストーリーだったのでしょうか。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月16日」(1997年)。
ゾイガーと戦うウルトラマンティガ パワータイプ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1996年9月7日より放送が開始された『ウルトラマンティガ』は、実写テレビシリーズとしては『ウルトラマン80』以来15年ぶりに放送された作品で“平成ウルトラマンシリーズ”第1作である。超古代の光を手にした特捜チームGUTS(ガッツ)の隊員、マドカ・ダイゴはウルトラマンティガに変身。地球平和連合TPCの一員として怪事件を調査しながら、怪獣や宇宙人と戦いを繰り広げる。

ダイゴは、世界が滅亡する悪夢に悩まされていた。そんななか、ニュージーランド沖に、謎の古代遺跡が出現。そこからゾイガーが現れる。高い飛行能力を持つゾイガーに追いつくため、ヤナセ・レナ隊員はマキシマ・オーバードライブの実験機であるスノーホワイトに乗り、ゾイガーを追う。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

謎の古代遺跡が出現

1997年8月16日は『ウルトラマンティガ』第50話「もっと高く!〜Take Me Higher!〜」が放送された日です。世界が暗黒に閉ざされる夢に悩まされるダイゴ。レナはダイゴを気遣うが、ダイゴはなぜ苦しんでいるのか話そうとせず、ふたりは険悪な雰囲気になってしまう。

すると、警報が鳴り響き、ダイゴたちは司令室に向かった。ニュージーランド沖で、謎の古代遺跡が発見されたというのだ。さらに、遺跡から怪獣・ゾイガーが出現。オーストラリアに上陸し、街を破壊しはじめる。GUTSは出撃しゾイガーを捕捉するが、ガッツウイング1号では、ゾイガーのスピードについていけず、逃がしてしまった。

ゾイガーを倒すには、もっと速く、高く飛ぶ必要がある。帰還したレナは、実験段階のマキシマ・オーバードライブを搭載したスノーホワイトに乗ることを決意。しかし、マキシマ・オーバードライブ積載のため、スノーホワイトにはあまり武器は搭載できない。とても危険な戦いだ。
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