5月16日 ザ☆ウルトラマン 分析ロボット・ピグが後輩ロボットにやきもち?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月16日(1979年)

テレビマガジン編集部

コンビューゴンが出現!

ピグを心配してロボット工場を訪れたヒカリとムツミ隊員。しかし、そこでふたりは職員から、ピグが自ら廃棄処分を申し出ていることを知らされる。ピグと再会したヒカリたちは励まそうとするが、ピグの心は晴れなかった。その後、極東ゾーン基地に帰還したヒカリたちは、廃棄処分される戦闘機が無断発進したという緊急通報を受ける。

戦闘機に搭乗しているのがピグだと察したヒカリとムツミは、ベータミーで発進。ピグに戻るよう説得する。一方、ピグが搭乗している戦闘機は古く、いつ墜落するかわからない。アキヤマキャップは上層部から、ピグが説得に応じない場合は撃墜するよう、命令を受けてしまう。そして、ピグの応答がないまま、戦闘機は市街地に到着してしまった。アキヤマキャップから命令を受けたヒカリは、スーパーミサイルの照準をピグに合わせる。

すると、突如地面が割れて砂煙が巻き起こり、コンビューゴンが姿を現した。ピグが受信していた危険信号はコンビューゴンの出現を知らせるものだった。ピグは正常だったどころか、科学警備隊のどのコンピューターやロボットも感知できなかった、コンビューゴンの存在を感知できていたのだ。

基地で待機していたアキヤマキャップたちも、スーパーマードック号で出撃。しかし、発射したミサイルはコンビューゴンが放つ光線に撃ち落とされてしまう。ヒカリはウルトラマンジョーニアスに変身。ピグの戦闘機の攻撃を受け、隙が生まれたコンビューゴンに対し、連続攻撃を開始する。そして体を突き破り、内部のコンピューターの配線を引きちぎると、プラニウム光線で撃破したのだった。

電子怪獣 コンビューゴン

ウルトラマンジョーニアスに倒された後は、コンピューターと同化する以前の姿に戻り、宇宙に運ばれた  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
電子怪獣 コンビューゴン

身長/80メートル
体重/6万3000トン

5年前に宇宙ステーションを襲撃し、コンピューターを取り込んだ宇宙怪獣。地底深くに眠っていたが、惑星ジオラの電波の影響で目を覚ました。2本の触手の先から光線を放ち、取り込んだコンピューターの性能を用いて敵の攻撃に素早く反応する。

登場エピソード『ザ☆ウルトラマン』第7話「攻撃指令 目標はピグ!!」(1979年5月16日放送)
作:若槻文三/演出:石田昌久

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5月16日はピグの様子がおかしくなった日

5月16日は、ピグが正体不明の危険信号を受信。故障と思い込んだことで、自分を廃棄処分しようとしたエピソードの日。

ピグは自分が正常であることがわかり、極東ゾーン基地に帰還。そして、ロボット101号は極東ゾーン日本アルプス監視所に正式配属となり、極東ゾーン基地を去っていきます。ピグはこれからも、極東ゾーン基地の頭脳兼マスコットとして活躍していくのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。