5月16日 ザ☆ウルトラマン 分析ロボット・ピグが後輩ロボットにやきもち?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月16日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月16日」(1979年)。
コンビューゴンと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
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『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

子ザルのモンキとともに行動する、科学警備隊の分析ロボット・ピグ。ある日、ピグは謎の危険信号を受信。ヒカリたちが調査に向かうも、何も異常はなかった。時を同じくして、科学警備隊に最新型のロボット「ロボット101号」が性能チェックのために期間限定で配属された。ピグは、自分の不具合と優秀な後輩の出現に悩み、廃棄処分を申し出てしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ピグが謎の危険信号を受信

1979年5月16日は『ザ☆ウルトラマン』第7話「攻撃指令 目標はピグ!!」が放送された日です。強い電波を発する惑星ジオラが爆発を起こし、その破片が地球に降り注いだ。破片に含まれる電波は地球の各地に異常を発生させるも、それはすぐに収まる。しかし、地底深くに眠っていた怪獣・コンビューゴンはそれをエネルギーとして吸収、活動を開始する。

科学警備隊のピグは、謎の危険信号を受信した。しかし、「ぼや~っと感じる」というくらいでその詳細はわからない。ヒカリとマルメ隊員は、ピグが示す方向に調査に向かったが、とくに異常は見られず、ピグも謎の信号の受信が収まった。

すると、科学警備隊の指令室に1体のロボットが入室してくる。このロボットは、しばらく科学警備隊に配属され、仕事をすることになっている最新型の「ロボット101号」だ。
ピグ(中央)に挨拶をするロボット101号(左)  ©円谷プロ
ピグと同じく、意思を持つロボットの101号。しかし、優秀な101号の話に、ピグはついていくことができなかった。すると、ピグは再び謎の危険信号を受信。調査の結果異常がなかったことから、ピグは自分が故障してしまったのかと悩むのだった。そして、隊員たちに「ロボット工場にいく」と告げ、科学警備隊から去ってしまう。
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