
竜隊長のもとに謎の少女がやってくる
少女は、竜隊長がTACの隊長であることを知っていた。仕事の特性から、自分の住まいは秘密にされていたにもかかわらず、自分のことを知っていた少女に疑問を持つ竜隊長。どこで自分のことを知ったのかと問うが、少女は「竜隊長のことはずっと知ってた」と言ってはぐらかし、答えない。竜隊長が断り続けると、少女は帰っていった。
その後、TAC基地に出勤した竜隊長。そこで、乙女座の星雲が大爆発を起こしたという事態を知るが、特に地球には影響がないものだった。その後、パトロールをしていた北斗と夕子は、住宅街のある一帯だけ温度が下がっているという現象に遭遇、聞き込みをすると気温だけでなく、テレビやラジオの調子もおかしくなってしまったらしい。
低温の中心地である、裕福そうな屋敷を訪ねた北斗たち。しかし、住民であるシンイチという青年から「口をききたくない」と追い出されてしまう。
実は今朝、竜隊長を訪ねてきた少女がシンイチのもとにやってきており、彼女を気に入ったシンイチは少女を追い返した竜隊長に怒っていたのだ。基地に引き返そうとした北斗たちだったが、家の中から自分たちを見つめる少女の姿に気づくのだった。