あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月12日」(1967年)。
これまで倒してきた、怪獣の供養を行う科学特捜隊。そんななか、新たな怪獣・シーボーズが現れた。シーボーズが宇宙の怪獣墓場に帰りたがっていることに気づいた科学特捜隊は、ロケットでシーボーズを帰してやろうと作戦を開始する。
怪獣の供養をするハヤタたち
怪獣たちを不憫に思ったイデたちは、帰還後ムラマツキャップに「怪獣供養」をすることを提案する。それを聞いたハヤタはウルトラマンに変身し、地球のために倒してしまった怪獣に、心の中で詫びたのだった。翌日、科学特捜隊の本部にて、仏式で怪獣供養が行われた。怪獣たちの冥福を祈るハヤタたち。
一方そのころ、ロケットセンターでは日本初の月ロケットの打ち上げが行われていた。ロケットは無事に打ち上げられるも、すぐに地上に落下。イデたちが怪獣墓場で見た怪獣・シーボーズがロケットにしがみついて地球にやってきてしまったのだ。怪獣出現の連絡を受けた科学特捜隊は、怪獣供養を中断。街に出現したシーボーズに攻撃を開始する。