あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月8日」(2006年)。
『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの昭和に放送されたウルトラマンシリーズと、物語が直接的につながっているのも特徴だ。
インセクタス(雌)を倒したGUYS。しかし、隊員たちがテレビに映ったことで、クゼ テッペイ隊員がGUYSのメンバーとして活動していることが彼の母親にバレてしまう。そんななか、インセクタス(雌)が産み落とした卵から孵化した幼体が、脱皮を繰り返し巨大な成虫になった。
母親に秘密でGUYSに入隊していたテッペイ
フェニックスネストに帰還したミライたち。すると、ひとりの女性がテッペイに会いにやってくる。その女性はテッペイの母親で、テレビに映ったテッペイを見て、フェニックスネストを訪れたのだ。医者の父親を持ち、自身も医学生であるテッペイだったが、なんと母親に秘密でGUYSに入隊していた。
テッペイは仲間たちに、GUYSに自分はいないと誤魔化すように頼み込む。ミライたちはそれに応じ、母親を帰そうとするが、そのことを聞いていなかったイカルガ ジョージ隊員がテッペイの名を口にしてしまう。すると、突如やってきたトリヤマ補佐官が奇声を上げ、暴れはじめる。耳の中に侵入したノープリウスに操られているのだ。テッペイの母親がトリヤマ補佐官を押さえると、ノープリウスは今度はテッペイの母親に入り込む。