あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月13日」(1997年)。
謎の飛行物体が落下。墜落した円盤にはクレア星人シオンが乗っていた。隊員たちがシオンに怪しさを感じ、疑う中、マイだけは彼のことを信じるのだが……。
宇宙船に乗っていたシオンが保護される
スーパーGUTSはシオンの取り調べを始めるが、シオンはマイには自己紹介したのに、リョウ隊員には何も話そうとしない。ナカジマ隊員は、シオンが地球の言葉を理解できることから、何か明確な意思を持っていると考える。すると、街に怪獣が出現。リョウも取り調べを中止して現場に向かおうとする。だがそのとき、それまで口を開かなかったシオンが話し始める。リョウからは、自分に対する敵意を感じるため、マイと話したいと言うのだ。その後、アスカたちは街に出現した怪獣・ギャンザーを電磁ネットで拘束しようとするが、ギャンザーは姿を消してしまう。
一方、リョウとシオンのやりとりを見ていたマイは、シオンと話をし、事情を聞いた。シオンは地球人類の存在を確認するために派遣されたが、予想外の事故が発生。それでも自分の使命を果たすために、なんとか地球にたどり着いたらしい。シオンのことを信頼しきっているマイに対し、他の隊員、とくにリョウはシオンが何かを隠していると疑っていた。