7月3日 ウルトラマンガイア 絶滅した虎が怪獣にされ人類に復讐!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月3日(1999年)

テレビマガジン編集部

ガイアはイザクを倒せるのか!?

我夢は、重傷を負った藤宮のもとを訪れていた。藤宮はイザクの攻撃を受けることで、イザクの人類への憎しみを受け止めようと考えていた。しかし、イザクの考えはそうではなかった。イザクは、自分が最後のアルテスタイガーであることなど知る由もなかったのだ。

イザクの本当の目的は、ただ、「生きること」だった。ハンターに追われ、生き抜くために戦っていたアルテスタイガーの頃と何も変わっていないのだ。しかし、それによって今度は多くの人間の命が危険にさらされている。どうすればいいのか悩む我夢に、イザク出現の連絡が入る。

石室コマンダーは、根源的破滅招来体がイザクにアルテスタイガーの痕跡を残した理由は、人間に「あれは自分たちが絶滅させた動物だ」とわからせるためだと、我夢に言う。そして、イザクを倒すことを躊躇すれば、根源的破滅招来体は次々と絶滅した生き物を利用するだろうと訴える。

我夢は決心がつき、ウルトラマンガイア V2に変身して戦闘を開始。さらに、スプリーム・ヴァージョンにヴァージョンアップした。互角の戦いを展開するガイアとイザク。ガイアは必殺技の構えをとるが、「ガイア、俺は生きる!」というイザクの心の声を聞くと構えを解き、肉弾戦を再開。激しい投げ技の応酬の末、スプリームキックでイザクを撃破するのだった。

アルテスタイガー怪獣 イザク(イザクプラチアード)

火炎放射を行うこともできる  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
アルテスタイガー怪獣 イザク(イザクプラチアード)

身長/62メートル
体重/5万4000トン

アルテスタイガーの最後の生き残りである「銀色の眼のイザク」のクローン細胞が、根源的破滅招来体によって怪獣にされてしまった姿。生前のイザクの記憶を持ち、生きるために自分に危害を加えるものを攻撃する。非常に俊敏で素早く敵に飛びかかり、怪力を発揮してガイアやアグルに挑んだ。

登場エピソード:『ウルトラマンガイア』第43話「銀色の眼のイザク」(1999年7月3日放送)
脚本:太田 愛/特技監督:佐川和夫/監督:根本実樹

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』『ウルトラファイトクラブ』『続・ウルトラファイト』国内独占配信中!!

7月3日はイザクが根源的破滅招来体によって怪獣にされた日

7月3日は絶滅したアルテスタイガーのイザクが根源的破滅招来体によって怪獣にされてしまったエピソードの日。イザクを倒してしまったことに苦しむ我夢。そこに、藤宮がやってきて我夢を励まします。

「人間は、人間が過去にやって来た過ちを自分たちの痛みとして背負っていかない限り、本当に変わったりできないんじゃないか? 俺たちは、イザクのことを忘れない。」

我夢は、その言葉に強くうなずくのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

テレビマガジン ウルトラマンシリーズの最新刊

『テレビマガジン デラックス 決定版 ウルトラ怪獣大集合 パーフェクト超百科 増補改訂』定価:1980円(本体1800円)
ウルトラQからウルトラマントリガーまでの全怪獣・宇宙人、1495体を掲載!
23 件

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。