6月25日 ウルトラマン80 オオヤマキャップが殺人を犯す!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月25日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月25日」(1980年)。
サラマンドラと戦うウルトラマン80  ©円谷プロ
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1980年4月2日より放送が開始された『ウルトラマン80』。中学校の教師であり、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMの隊員でもある矢的 猛がウルトラマン80に変身。人間の憎しみや悲しみといったマイナスエネルギーが生み出す怪獣に立ちむかう。

海外のUGMキャップが、暗殺されるという事件が発生。そんななか、オオヤマキャップが殺人の濡れ衣を着せられてしまう。すべては、人間に化け地球侵略のため暗躍するゴルゴン星人の陰謀だった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

UGMがサラマンドラを倒す

1980年6月25日は『ウルトラマン80』第13話「必殺!フォーメーション・ヤマト」が放送された日です。街に怪獣・サラマンドラが現れ、UGMは出撃した。猛とオオヤマキャップはシルバーガルに搭乗し攻撃を行うが、あまり効果はない。分析の結果、サラマンドラの弱点は喉だと判明。しかし、サラマンドラは自分の弱点を理解しているようで、なかなか弱点をさらさない。

すると、猛はオオヤマキャップに無断でシルバーガルをα号とβ号に分離させる。そして、自ら囮になり、サラマンドラの注意を引かせた。β号を追い首を上げて、弱点をさらしたサラマンドラ。オオヤマキャップはその隙を逃がさず攻撃し、見事にサラマンドラを撃破したのだった。

極東エリア基地に帰還した猛たち。そこでは、地球防衛軍のナンゴウ長官が待っていた。なんと、海外のUGMキャップが、立て続けに暗殺されるという事件が発生したというのだ。次に狙われるのはオオヤマキャップかもしれない。ナンゴウ長官は、十分警戒するようオオヤマキャップに注意を促したのだった。

その後、休暇を取っていたオオヤマキャップのもとに、女性連絡員のマリー・クラークがやってくる。しかし、その正体は、サラマンドラの細胞に潜み、地球に侵入した宇宙人・ゴルゴン星人が化けた姿だった。背を向けたオオヤマキャップに襲い掛かるゴルゴン星人。オオヤマキャップはそれに気づき、銃を撃つ。だが、倒れたゴルゴン星人は再びマリーの姿に変身。人びとにその様子を見られてしまう。
暗躍するゴルゴン星人  ©円谷プロ
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