7月31日 ウルトラマン 電気を食べる怪獣ネロンガが姿を現す!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月31日(1966年)

テレビマガジン編集部

体を透明にするネロンガが現れる!

現場に到着し、調査を開始する科学特捜隊。発電所を破壊したのは怪獣で、すぐに姿を消してしまったらしい。最近、発電所の出力が低下することがあり、職員は怪獣が以前から電気を吸っていたのだと推測していた。その後、ムラマツキャップたちは保護されたフジたちと合流。事情を聞くが、彼女たちも怪獣の姿を確認することはできていなかった。すると、突如建物の電気が落ちてしまう。今度は送電所が怪獣の被害に遭ったのだ。

ハヤタとアラシ隊員が送電所に向かうと、姿を消していた怪獣が現れた。怪獣は触角で電気を吸収すると再び姿を消してしまう。科学特捜隊は一時帰還。次に怪獣が現れると思われる火力発電所を守るための対策を練る。また、怪獣は大昔に侍に退治された「ネロンガ」という怪獣であることが判明。ネロンガは電気をエネルギーに変える能力を身につけ、電気を吸収しすぎた結果巨大化したのだと考えられた。

火力発電所でネロンガを迎え撃とうとする科学特捜隊と防衛軍。そして、ついにネロンガが姿を現した。防衛軍は戦車隊でネロンガを攻撃するも、ネロンガは一度姿を消し、別の方角から出現。発電所を破壊しはじめる。打つ手がなく、ただ見ていることしかできないハヤタたち。そこに、スパイダーショットを持ったホシノ少年がネロンガを攻撃しはじめる。ホシノ少年は敵の目を負傷させることに成功するも、逃げる途中に転倒して気を失ってしまった。

駆けつけたハヤタはアラシにホシノ少年を任せると、ウルトラマンに変身。ネロンガのツノを折ると、スペシウム光線で撃破したのだった。

透明怪獣 ネロンガ

電気を求めて発電所を襲う  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
透明怪獣 ネロンガ

身長/45メートル
体重/4万トン

普段は透明だが、電気を吸収する際に姿を現す怪獣。江戸時代に侍に退治され、井戸の底に潜んでいたが、いつしか電気を吸収しエネルギーにする方法を身につけ、巨大化した。

登場エピソード:『ウルトラマン』第3話「科特隊出撃せよ」(1966年7月31日放送)
脚本:山田正弘/特技監督:的場 徹/監督:飯島敏宏

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7月31日はネロンガが発電所を襲った日

7月31日は、電気を吸収するネロンガが出現したエピソードの日。ホシノ少年の活躍もあり、姿を消すという厄介な能力を持つネロンガは無事倒されたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

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