「ウルトラマンシリーズ」怪獣・宇宙人150超の裏話から厳選7つを公開!

『ウルトラマン』などの傑作ストーリー誕生の秘密を公開!

テレビマガジン編集部

56年の歴史を誇る「ウルトラマンシリーズ」には、意外な裏話がかくされています。そのなかから、7つのエピソードをご紹介しましょう。

ウルトラマンシリーズは創意と工夫の結晶だ!

ウルトラマン誕生とともに、ウルトラヒーローの歴史は始まったのです!  ©円谷プロ PHOTO/講談社
新作テレビシリーズ『ウルトラマンデッカー』も早くも佳境となって、盛り上がっている「ウルトラマンシリーズ」ですが、そこには意外と知られていない裏話がまだまだ隠されています。

手探りで「特撮ヒーロードラマ」を作り始め、55年以上の間、常に前進しながら作りつづけられたシリーズならではの秘話がいっぱいです!

今回はその中から、7つのエピソードをご紹介しましょう。あなたはいくつ知っているでしょうか。

正義のヒーローは鳥? 巨大怪獣をやっつけろ!

原始怪鳥リトラは、は虫類から鳥類に進化する途中の生物。工事中に地下から発見された卵から誕生しました。  ©円谷プロ 
『ウルトラQ』第1話「ゴメスを倒せ!」で人間の味方をしてくれた原始怪鳥リトラの発案は、脚本を担当した飯島敏宏氏(バルタン星人登場回の「侵略者を撃て」「科特隊宇宙へ」の脚本・監督で有名)。視聴者が愛してくれる小型の鳥怪獣を登場させるというアイディアで、その名前はリトルから。

怪獣も変身? 透明怪獣ネロンガの4変化とは!

普段は透明で、電気を吸うと姿を現す透明怪獣ネロンガは、体重4万トンとなかなかのヘビー級。ウルトラマンと重量感にあふれた肉弾戦を繰り広げました。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『ウルトラマン』第3話「科特隊出撃せよ」に登場した透明怪獣ネロンガは、映画『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』のバラゴンのスーツの頭部を付け替えたパゴス(『ウルトラQ』)の頭部をさらに付け替えたもの。このスーツはその後、マグラー(第8話)、ガボラ(第9話)にも改造された。

ウルトラマンを苦しめた怪獣のキリキリ音の正体は、なんと?

磁力怪獣アントラーには、スペシウム光線も効きません。しかも光線を反射するとかでもなく、余裕綽々と受けきる感じから、底知れぬ強さが伝わります。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『ウルトラマン』第7話「バラージの青い石」でウルトラマンを大いに苦しめた磁力怪獣アントラーは、巨大なあごをキリキリ鳴らして迫ってくる。この音は録音技師の歯ぎしりの音を加工したものだとか。
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