「ウルトラマンシリーズ」怪獣・宇宙人150超の裏話から厳選7つを公開!

『ウルトラマン』などの傑作ストーリー誕生の秘密を公開!

テレビマガジン編集部

メトロン星人の地球侵略計画は、こうして未来のお話になりました

夕日に立つ姿がよく似合う、幻覚宇宙人メトロン星人。本文中のナレーションの前には、「このお話は遠い未来の物語なのです。え? なぜですって?」と入ります。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『ウルトラセブン』第8話「狙われた町」のラストの印象的なナレーション「宇宙人に狙われるほど、お互いを信用してはいませんから」は脚本には無く、実相寺昭雄監督が加えたもの。

怪獣の名前が変わってしまった理由は、疲労?

地底怪獣テレスドン、ではなく、地底怪獣デットン。設定としては、テレスドンの一族とされているとかいないとか。  ©円谷プロ
『帰ってきたウルトラマン』第3話「恐怖の怪獣魔境」には地底怪獣テレスドンが登場する予定だったが、テレスドンのスーツが『ウルトラファイト』などでくたびれてしまったため、別の怪獣・地底怪獣デットンとしての登場となった。

異色の怪獣を生み出したのは、あの個性派俳優!

プリズ魔を誘導するために、都会の光をすべて消してしまう光景が、幻想的でした。ウルトラマンジャックを幻影のような空間に閉じ込めてしまいます。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『帰ってきたウルトラマン』第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」は、すべてを取り込んで光に変えてしまうという怪獣・プリズ魔が登場する作品だが、その脚本を書いた朱川 審とは郷 秀樹のよき兄貴分、坂田 健をレギュラーで演じていた俳優・岸田 森。

超獣がでかい! でかすぎる!

一角超獣バキシムは、背中に大きな結晶のようなパーツを背負っている。設定も体重は7万8000トンと、ウルトラマンAの約1.7倍、身長も65メートルと約1.6倍! でかい!!  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『ウルトラマンA』の特撮は今までより広い東宝撮影所のスタジオで行われたので、スーツも大きくなった。第3話「燃えろ!超獣地獄」に登場した一角超獣バキシムは大きすぎてスタジオに入らず、前後に切断して搬入された。

ウルトラ怪獣・宇宙人にはまだまだ裏話がいっぱい!

こんな面白裏話をちりばめつつ、『ウルトラQ』から『ウルトラマンデッカー』の人気怪獣・宇宙人を150体以上深掘り紹介したムックが登場します。

『講談社MOOK ウルトラ怪獣・宇宙人150 研究序説』(9月26日発売。税込み定価1980円)には、ほかにもレッドキング、ゴモラ、ゼットン、エレキング、ガッツ星人、パンドン、アーストロン、バラバ、バードン、マグマ星人、ゴーデス、キリエロイド、ガンQ、カオスダークネス、ギガバーサーク、ウルトラマンベリアル、ジャグラス ジャグラー、バロッサ星人、スフィアザウルスなどが大集合!

オールカラー64ページを、豊富な写真と濃密な文章で埋め尽くしました。「ウルトラマンシリーズ」の奥深い世界を、ぜひお楽しみください。
●本の購入をご希望の方はこちらへ!
©円谷プロ

●関連記事

32 件
てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga