そして、『ウルトラマンティガ』の正体バレ回が、今でも高い人気を持つ第50話「もっと高く!〜Take Me Higher!〜」です。主人公のマドカ・ダイゴを演じる、長野 博さんも所属するV6が歌う本作の主題歌「TAKE ME HIGHER」にかけたサブタイトルの第50話。ティガの正体バレは、どういったストーリーだったのでしょうか。
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月16日」(1997年)。
ダイゴは、世界が滅亡する悪夢に悩まされていた。そんななか、ニュージーランド沖に、謎の古代遺跡が出現。そこからゾイガーが現れる。高い飛行能力を持つゾイガーに追いつくため、ヤナセ・レナ隊員はマキシマ・オーバードライブの実験機であるスノーホワイトに乗り、ゾイガーを追う。
謎の古代遺跡が出現
すると、警報が鳴り響き、ダイゴたちは司令室に向かった。ニュージーランド沖で、謎の古代遺跡が発見されたというのだ。さらに、遺跡から怪獣・ゾイガーが出現。オーストラリアに上陸し、街を破壊しはじめる。GUTSは出撃しゾイガーを捕捉するが、ガッツウイング1号では、ゾイガーのスピードについていけず、逃がしてしまった。
ゾイガーを倒すには、もっと速く、高く飛ぶ必要がある。帰還したレナは、実験段階のマキシマ・オーバードライブを搭載したスノーホワイトに乗ることを決意。しかし、マキシマ・オーバードライブ積載のため、スノーホワイトにはあまり武器は搭載できない。とても危険な戦いだ。