大島 康嗣
カメラマン
1942年埼玉県生まれ。1964年講談社写真部カメラマンとなり、『週刊少年マガジン』グラビア担当。1965年から2020年までじつに55年に渡って、特撮映像作品のスチールを撮り続ける。
『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか？ 今回取り上げるのは「４月６日」（2002年）。
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか？ 今回取り上げるのは「４月６日」（2002年）。
カオスウルトラマン（左）、カオスネルドラントⅡ（中央）と戦うウルトラマンコスモス ©円谷プロ PHOTO/講談社
2001年７月７日より放送が開始された『ウルトラマンコスモス』。心優しき青年・春野ムサシは、怪獣をむやみに殺さず保護するという目標を掲げるチームＥＹＥＳ（アイズ）に入隊。ムサシは子どものころに出会ったウルトラマンコスモスと再会し、一心同体となって怪獣と人間の共存という理想のために戦う。
カオスヘッダーがウルトラマンコスモスの能力をコピーし、カオスウルトラマンに変貌した。コスモスはカオスウルトラマンに敗北し、ムサシがカオスヘッダーに取り込まれてしまう。そんな危機的状況のなか、新たに怪獣・ネルドラントⅡが現れた。
カオスヘッダーがウルトラマンコスモスの能力をコピーし、カオスウルトラマンに変貌した。コスモスはカオスウルトラマンに敗北し、ムサシがカオスヘッダーに取り込まれてしまう。そんな危機的状況のなか、新たに怪獣・ネルドラントⅡが現れた。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日？
ネルドラントⅡが出現
2002年４月６日は『ウルトラマンコスモス』第40話「邪悪の巨人」が放送された日です。カオスウルトラマンに敗北し、変身が解除されたムサシは、カオスヘッダーに取り込まれ、意識を失って宙に浮いていた。ムサシを助けにきたフブキ隊員はそれを発見。トレジャーベースにいる隊員たちにも映像で伝えられた。ヒウラキャップは、ドイガキ隊員にムサシを救い出す方法を考えさせる。
一方、フブキはムサシの体を覆うカオスヘッダーに攻撃をするが、効果はなく反撃を受けてしまう。すると、突如ネルドラントⅡが現れた。それに気づいたカオスヘッダーは、再びカオスウルトラマンとなる。そして、ネルドラントⅡをカオスネルドラントⅡに変貌させてしまった。
さらに、カオスウルトラマンは、今度は怪獣保護区である鏑矢諸島に向かった。鏑矢諸島で保護されている怪獣たちを、カオス化させようとしているのだ。カオスウルトラマンは、鏑矢諸島に張られた防御シールドを破壊しようとするが、エネルギー切れを起こし、カラータイマーが点滅をはじめた。それに気づいたカオスウルトラマンは、すぐに撤退したのだった。
一時的に脅威は去ったものの、鏑矢諸島の怪獣たちがカオス化される危険性はいまだ残っている。防衛軍は、カオス化させられる前に鏑矢諸島の怪獣たちを処分するべきだと主張。反対したヒウラキャップによって、ＥＹＥＳは24時間だけ猶予を与えられたのだった。
一方、フブキはムサシの体を覆うカオスヘッダーに攻撃をするが、効果はなく反撃を受けてしまう。すると、突如ネルドラントⅡが現れた。それに気づいたカオスヘッダーは、再びカオスウルトラマンとなる。そして、ネルドラントⅡをカオスネルドラントⅡに変貌させてしまった。
さらに、カオスウルトラマンは、今度は怪獣保護区である鏑矢諸島に向かった。鏑矢諸島で保護されている怪獣たちを、カオス化させようとしているのだ。カオスウルトラマンは、鏑矢諸島に張られた防御シールドを破壊しようとするが、エネルギー切れを起こし、カラータイマーが点滅をはじめた。それに気づいたカオスウルトラマンは、すぐに撤退したのだった。
一時的に脅威は去ったものの、鏑矢諸島の怪獣たちがカオス化される危険性はいまだ残っている。防衛軍は、カオス化させられる前に鏑矢諸島の怪獣たちを処分するべきだと主張。反対したヒウラキャップによって、ＥＹＥＳは24時間だけ猶予を与えられたのだった。
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