あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月5日」(1974年)。
健一少年の父親が船長を務める船が、サメクジラに破壊されてしまった。父親を亡くし荒れる健一に、強く生きてほしいと願った光太郎はウルトラバッジをウルトラの母に返却。ウルトラマンタロウではなく、人間としてサメクジラを操るバルキー星人に挑む。
サメクジラが船舶を襲う
光太郎は目を覚ますと、白鳥家に健一の友人が遊びにきていた。その友人・一郎の父親もタンカーの船長をしており、今日、半年ぶりに帰ってくるらしい。健一の父親ももうすぐ帰ってくるため、ふたりはお祝いの準備をしていたのだ。しかしその後、タンカーが怪獣に襲われる事件が発生。ZATは現場に急行するが、生存者も怪獣の姿も見つけることはできなかった。
帰宅した光太郎。白鳥家では、父を亡くし悲しむ一郎がZATやウルトラマンタロウに怒りをぶつけ、健一がそれをたしなめていた。しかしその後、海上をパトロールしていたZATは怪獣の反応を探知。光太郎の目の前で、健一の父親のタンカーが怪獣に襲撃されてしまった。