11月2日 ウルトラマンティガ 怪獣を呼び寄せる謎の少女!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月2日(1996年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月2日」(1996年)。
マキーナと戦うウルトラマンティガ パワータイプ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1996年9月7日より放送が開始された『ウルトラマンティガ』は、実写テレビシリーズとしては『ウルトラマン80』以来15年ぶりに放送された作品で“平成ウルトラマンシリーズ”第1作である。超古代の光を手にした特捜チームGUTS(ガッツ)の隊員、マドカ・ダイゴはウルトラマンティガに変身。地球平和連合TPCの一員として怪事件を調査しながら、怪獣や宇宙人と戦いを繰り広げる。

謎のカプセルが発見され、そこにひとりの少女が現れる。少女が笛を吹くと、TPCの技術でも開けることのできなかったカプセルが開く。そして、怪獣・マキーナが宇宙から飛来した。果たして少女は何者なのか?
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

謎のカプセルが発掘される

1996年11月2日は『ウルトラマンティガ』第9話「怪獣を待つ少女」が放送された日です。建設現場から謎の物体が発見されたという連絡を受け、ダイゴとレナは現場に向かった。その物体はカプセル状のもので、発掘場所が10年前は海であったことから、それは海底に沈んでいたということになる。すると、そこに謎の黒服の少女がやってくる。少女が笛を吹くと、カプセルはそれに反応し、振動しはじめた。しかし少女は突如気を失ってしまう。

ダイゴたちは少女をTPCのメディカルセンターに運び、カプセルを回収。カプセルはホリイ隊員によって分析されるが、どうしても中身を開けることはできなかった。一方、目を覚ました少女は自身をサキと名乗る。あらためてサキを見たダイゴは、以前彼女とどこかで会ったような気がしていた。

そしてその夜、サキは病室を抜け出すとカプセルの保管場所に行き、笛を吹きはじめる。すると、カプセルが展開。光の柱が出現し、それは宇宙まで届いた。ホリイはその様子を目撃するがサキは逃走。そして、その後地球に卵のような形をした物体が飛来する。

宇宙から飛来した物体は、卵のような形から怪獣の姿に変形。市街地に向かって進みはじめる。GUTSはその怪獣・マキーナを攻撃するが、卵の殻状の装甲はガッツウイングのビームを反射。GUTSはなかなかマキーナにダメージを与えることができない。そして、日が沈み暗くなると、マキーナは装甲を閉じ、活動を停止。GUTSはいったん帰還する。
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