7月10日 ウルトラマントリガー みんなを笑顔にするための戦いがはじまる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月10日(2021年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月10日」(2021年)。
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カルミラ(左)、ゴルバー(中央)と戦うウルトラマントリガー  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2021年7月10日より放送が開始された『ウルトラマントリガー』。1996年より放送された『ウルトラマンティガ』の系譜を受け継いだ本作は、地球平和同盟TPUのエキスパートチーム・GUTS-SELECTに所属するマナカ ケンゴがウルトラマントリガーに変身し、超古代の闇の巨人や怪獣たちと戦いを繰り広げる。

火星で植物を研究しながら、平和に暮らすマナカ ケンゴ。しかし、ある日、火星に闇の巨人・カルミラと怪獣が出現。ケンゴはシズマ財団会長のシズマ ミツクニから、GUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーを託され、ウルトラマントリガーに変身を果たす。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

火星に闇の巨人と怪獣が出現

2021年7月10日は『ウルトラマントリガー』第1話「光を繫ぐもの」が放送された日です。シズマ財団の植物研究センターで働く青年・マナカ ケンゴ。彼はここ数日、謎の少女と出会い、さらに「闇の巨人」とでもいうべき謎の巨人に襲われる夢にうなされていた。

ケンゴは火星の土壌で植物を根付かせる研究をしていたが、「ルルイエ」と名づけた新種の1株を除き、なかなかうまくいかない。そこで、同じくシズマ財団で遺跡の研究をしている母に頼み、遺跡の土をもらえないかと思いつく。母親を見つけたケンゴだったが、彼女はシズマ財団会長のシズマ ミツクニと話をしている。ケンゴはふたりのあとをついていくと、そこは母が研究している遺跡で、剣のような形をした巨大な物体があった。シズマ会長たちの話によると、これは3000万年前に存在した、超古代文明のものと推測されるらしい。

すると、火星に怪獣・ゴルバーが出現したという警報が発せられた。ゴルバーは、遺跡のあるドームを攻撃。ケンゴたちのすぐ目の前に迫ってくる。シズマ会長は、地球平和同盟TPU内に新設されたチームであるGUTS-SELECTの装備・GUTSスパークレンスを取り出すと、ゴモラキーを装塡。銃撃を行い、ゴルバーを退けた。

ゴルバーの攻撃により遺跡が崩れ、中にいた人々は怪我をしてしまう。自分の無力さを感じるケンゴだったが、彼の前に、夢の中で見た少女が姿を現す。さらに、「みんなを笑顔にしたい」というケンゴの言葉を聞いたシズマ会長は、ケンゴにGUTS-SELECTの装備を託した。戦う決意を固めたケンゴ。すると、地中に身を潜めていたゴルバーが姿を現した。ケンゴはゴルバーに立ち向かおうとするも、突如足元に光の穴が出現し、遺跡の最深部に落ちてしまう。
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