9月10日 ウルトラマン80 地球に銀河大連邦加入の誘いがくる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月10日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月10日」(1980年)。
ロボフォー(手前)と戦うウルトラマン80  ©円谷プロ
1980年4月2日より放送が開始された『ウルトラマン80』。中学校の教師であり、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMの隊員でもある矢的 猛がウルトラマン80に変身。人間の憎しみや悲しみといったマイナスエネルギーが生み出す怪獣に立ちむかう。

地球に謎の円盤が飛来。それは、地球を銀河大連邦に迎え入れるためにやってきた、ファンタス星人のものだった。銀河大連邦に加入すれば、地球は豊かな楽園になるという。ファンタス星人が温厚な宇宙人であることを知っている猛は、彼らの言うことを信じていたが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ファンタス星人が現れる

1980年9月10日は『ウルトラマン80』第24話「裏切ったアンドロイドの星」が放送された日です。日本の上空にUFOが出現。UGMは調査のため近づくが、UFOから光線を受けると航空機は機能を停止し、空中で動けなくなってしまう。すると、日本語でUFOから人びとにメッセージが流される。彼らはファンタス星人で、地球を銀河大連邦に招待しにきたらしい。銀河大連邦は、平和を愛する惑星が参加する集まりで、惑星同士で技術を共有しており、銀河大連邦に加入すれば平和で豊かな「ユートピア」を作ることができると訴える。

ファンタス星人は、銀河大連邦の資料を残し、返事をもらいにまたくると言って地球を去っていった。UGMはその資料を回収。徹夜で分析が行われる。そこには、ユートピアを実現するための都市の設計図が描かれていた。隊員たちは、それが完成すれば人間の生活が今よりもずっと楽になり、人々の心に余裕が生まれることで争いがなくなると考える。

オオヤマキャップは、ユートピアは他人から与えられるものではなく、自分たちが作り出すものだと自分の考えを述べる。しかし、人類が幸福になるためなら、それが他人に与えられたものかどうかは関係ないと反論され、言葉を詰まらせてしまった。ウルトラマン80である猛は、ファンタス星人が善良な宇宙人であることを知っており、彼らの言う銀河大連邦の構想がほんとうであることを信じていた。一方で、オオヤマキャップの言うことも理解していたのだった。
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