9月10日 ウルトラマン80 地球に銀河大連邦加入の誘いがくる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月10日(1980年)

テレビマガジン編集部

ファンタス星人は偽物だった!

各国の首脳が来日し、地球が銀河大連邦に加入するかどうかの会議が開かれた。その結果、加入することを全会一致で決定した。しかしその夜、猛は謎の集団に襲われる。猛を攻撃してきたのは、アンドロイドだった。猛はその破片をUGMに持ち帰り、オオヤマキャップに報告。破片は地球外のものであることがわかり、詳しく分析することになる。

一方、ファンタス星人の提案を受け入れるため、地球防衛軍はUGM基地のある極東ゾーンの空港にファンタス星人のUFOを迎える。そして、UFOから降りてきたファンタス星人。地球防衛軍の高官たちに続いて、ファンタス星人と握手をする猛たち。しかし、本来は体温が高いはずのファンタス星人の手は、なぜかとても冷たかった。
地球にやってきたファンタス星人  ©円谷プロ
怪しいと感じた猛は、防衛軍の広報であるセラに同行。調印式でサインをしようとする、ファンタス星人の体を透視した。すると、彼らがアンドロイドであることが判明。猛はファンタス星人のサインを止めさせようとするが、事情を知らない人びとによって拘束され、独房に閉じ込められてしまう。

猛の前に現れたファンタス星人。彼らは、ほんもののファンタス星人が作ったアンドロイドだった。生活に必要な仕事をすべてアンドロイドに任せ怠惰な生活を送っていたファンタス星人は、自らが作り出したアンドロイドに反逆され、滅亡していたのだ。この場で80に変身すれば仲間たちに正体がバレてしまう。ピンチに陥る猛だったが、そこにファンタス星人の正体を知ったイトウチーフが助けに現れる。

人類を奴隷にする作戦が失敗したファンタス星人は、作戦を変更。UFOを戦闘形態のロボフォーに変形させ、人類の抹殺を開始した。猛は80に変身。敵の光線で自由を奪われ苦戦するも、イエローZレイ、サクシウム光線、バックルビームの連続攻撃でロボフォーを撃破したのだった。

戦闘円盤 ロボフォー

レーザー光線や、リング状になり相手の動きを止めることができる光線を発射する  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
戦闘円盤 ロボフォー

全長/40メートル
体重/9万トン

ファンタス星人のUFOが変形した戦闘形態。物体を停止させる光線を備えているほか、ロケット弾やミサイルといった武器を搭載している。ボディーを回転させて80の光線を防ぐなど、装甲も厚い。

登場エピソード:『ウルトラマン80』第24話「裏切ったアンドロイドの星」(1980年9月10日放送)
作:平野靖司/特撮監督:高野宏一/監督:外山 徹

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンレグロス』2023年5月23日(火)より国内独占配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6720

9月10日はファンタス星人が地球に出現した日

9月10日は、ファンタス星人のアンドロイドが人類をだまし、地球を征服しようとしたエピソードの日。危うく、侵略者の罠にはまるところだった人類。オオヤマキャップの言うとおり、ユートピアは自分たちの手でつかむものだと猛は改めて感じたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。