あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月11日」(2021年)。
奪われたキングジョー ストレイジカスタムを追ってケンゴたちの次元に迷い込んでしまった、ナツカワ ハルキとウルトラマンゼット。元凶であるバロッサ星人(四代目)は倒したものの、ウルトラゼットライザーの修理は途中で、元の次元に戻る手段もなかった。そんななか、GUTS‐SELECTのシステムに何者かが侵入。コントロールを奪う。さらにその犯人は、ストレイジ最大の戦力であるキングジョー ストレイジカスタムをも掌握してしまう。
GUTS‐SELECTのシステムが乗っ取られる
街全体で、大規模なシステム障害が発生。それは、何者かによるサイバー攻撃が原因だった。さらに、各国TPUも攻撃の対象となる。GUTS‐SELECTは対策に乗り出すが、被害はどんどん広がり、電子制御されている自動車やドローンが事故を起こすという事態に発展。ついには、世界最強のセキュリティを持つナースデッセイ号のシステムにも影響を及ぼしはじめる。
ナースデッセイ号のシステムを攻撃しているのは、なんと世界中の一般市民の携帯端末だった。すると、ナースデッセイ号の各所のモニターがクラッキングされ、「dada」という文字が表示される。dadaことダダ(PDO‐3A)は、世界中のシステムを掌握しようとしているのだ。アキトを中心に、隊員たちはダダ(PDO‐3A)からナースデッセイ号を守るために奮闘。操縦をマニュアルに切り替えるものの、ナースキャノンが発射準備に入ってしまう。サクマ テッシン隊員は根性で船首を上にあげ、地上をナースキャノンで破壊するという最悪の事態は免れた。