11月2日 ウルトラマンタロウ マシュラの毒素で人々がキノコ人間に!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月2日(1973年)

テレビマガジン編集部

マシュラが大介を利用する!

「干からびて死にそう」と、コンクリートの下から聞こえる声の主を助けるため、大介は水を与える。すると、コンクリートが割れキノコが姿を現した。そこに、大介の知り合いの中学生3人組がやってくる。彼らは大介の母親が無理をして買ったステレオでレコードを聞きたいと言い、家に上がり込んできた。しかし、夜の8時半を過ぎても少年たちは帰ろうとしない。そろそろ帰ってくれと訴える大介にイラついた少年たちは、持ち帰ったキノコを食べろと迫る。

ところが、キノコを食べたことで大介はキノコ人間になってしまった。少年たちは驚いて逃げていき、大介も「水のたっぷりあるところにワシを連れていけ」という声に操られ姿を消す。翌日、失踪した大介を探す光太郎と南原は、中学生が植物トランシーバーを持っているのを発見。大介がキノコ人間になってしまったことを知る。光太郎は、植物トランシーバーで大介と会話。場所をたずねる光太郎に対し、大介は水の音がすると答える。

ひとまず大介が無事であることを知らせるため、大介の自宅の団地に向かう光太郎たち。しかし、大介の両親や団地の住民たちは、大介同様キノコ人間になっていた。光太郎は、大介の残した言葉をヒントに団地の水道の水に人間をキノコ人間にする毒素が入っていることに気づく。そして、大介を操っているキノコが団地の給水塔にいることを突き止めた。

すると、給水塔が破裂し怪獣・マシュラが出現。マシュラは毒液を吐き、人々をキノコ人間にしはじめる。さらに、キノコ人間にされた人々は操られ浄水場に向かって歩きはじめた。光太郎はタロウに変身。マシュラは、タロウがキングブレスレットから放ったドライヤー光線で体の水分を蒸発させられ、干からびたのだった。

きのこ怪獣 マシュラ

浄水場に毒素を流し込み、東京中の人々をキノコ人間にしようとする  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
きのこ怪獣 マシュラ

全長/0〜46メートル
体重/0〜1万4000トン

巨大キノコの生き残りが大介少年に寄生し、給水塔の水分を得て巨大怪獣となった姿。毒液を噴射して人間をキノコ人間にし、光線で操ることができる。

登場エピソード:『ウルトラマンタロウ』第31話「あぶない!嘘つき毒きのこ」(1973年11月2日放送)
脚本:大原清秀/特殊技術:深沢清澄/監督:筧 正典

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

11月2日は人間をキノコ人間にするマシュラが現れた日

11月2日は、ウルトラマンタロウに倒された巨大キノコの生き残りが大介少年を利用したエピソードの日。大介たちキノコ人間にされた人々は元に戻り、無事に事件は解決。マシュラが倒された場所には、どういうわけか松茸が生えはじめ、ZATの隊員たちはそれをおいしくいただいたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。