5月11日 ウルトラマンタロウ ペンダントを狙って巨大ナメクジが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月11日(1973年)

テレビマガジン編集部

ナメクジが巨大な怪獣・ジレンマに!

ZATは白鳥家を調査。まだジレンマなる怪物がほんとうに存在するかは不明だったが、念のためさおりからペンダントを預かることにする。だが、さおりは「ペンダントは関係ない」と言い、協力を拒否した。ZATは溶かされた破片などを持ち帰り、調査のため帰還。念のため、光太郎はその場に残ることになる。

しかしその後、再び巨大ナメクジが出現。踏みつぶそうとしても効果はなく、光太郎はZATガンを取り出すが、ZATガンの光線を受けたナメクジは巨大な怪獣・ジレンマに変貌してしまった。暴れ回り、破壊活動をはじめるジレンマ。やはり、ペンダントとジレンマは何か関係があると考えた光太郎は、さおりにペンダントを捨てるよう説得する。だが、さおりはこの期に及んでも、それを拒否するのだった。

ジレンマは光太郎たちに矛先を向けて迫ってくる。すると、さおりは「ペンダントがお守りであることを確かめるわ」と言って、ジレンマに向かっていこうとするが、光太郎は思わずさおりの頰をたたいてしまう。すると、さおりは真意を語りはじめる。もし、ほんとうにペンダントがジレンマを呼び寄せたなら、光太郎が日本にジレンマを呼び寄せたことになる。そこで、さおりは、自分からジレンマに近づいたのなら、自分が死んでも光太郎に迷惑はかからないだろうと考えたのだ。

光太郎はさおりに礼を言うと「自分で蒔いた種は自分で刈る」と言って、ウルトラマンタロウに変身。強力な酸を浴びせられピンチに陥るも、ZATの援護でスーパーアルカリ液を浴びたことにより酸が中和されて復活。ストリウム光線で勝利を手にしたのだった。

なめくじ怪獣 ジレンマ

強力な酸でどんなものでも溶かしてしまう  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
なめくじ怪獣 ジレンマ

身長/不明~73メートル
体重/不明〜4万3000トン

古代エジプトに伝わる怪獣で、通常は大型のナメクジの姿をしているが、宝石を食べることで巨大化する。宝石を求めて白鳥家に出現。防御力も高く、ナパーム弾で攻撃しても効果はなかった。

登場エピソード『ウルトラマンタロウ』第6話「宝石は怪獣の餌だ!」(1973年5月11日放送)
脚本:田口成光/特殊技術:川北紘一/監督:筧 正典

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5月11日はペンダントを求めてジレンマが現れた日

5月11日は、光太郎がもらったペンダントを求めて、ジレンマが現れたエピソードの日。無事にジレンマは倒されました。ペンダントに呼び寄せられる怪獣がいなくなったことで、光太郎は改めて、ペンダントをさおりにプレゼントしたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。