呑龍が出現! SRCが初出動!
彼らは、怪獣や宇宙人と人類の問題を平和的に解決するボランティア団体・科学調査サークルSRCのメンバーだった。SRCは、ムサシがコスモスと会ったと主張する少し前の時間に、宇宙人の信号を受信しており、詳しく話を聞くために、ムサシのことを待っていたのだ。SRCは、ムサシがコスモスと出会った森林公園に行き、調査を行うが、とくに異常は見られない。
SRCは大型航空機のトロイトータルで出動。トロイAとトロイBに分離し、市街地に向かおうとしていた呑龍を攻撃して元の場所に戻し、冷凍ガスで凍らして冬眠させようとする。作戦は成功したかに見えた。しかし、そこに統合防衛軍のエリート部隊であるシャークスが現れる。シャークスのシゲムラ参謀は呑龍に攻撃を開始。戦闘機の集中砲火を受けた呑龍は気絶してしまう。
すると、呑龍の中からバルタン星人(ベーシカルバージョン)が現れた。呑龍は、バルタン星人が操っていたのだ。シャークスはバルタン星人を攻撃。しかし、反撃を受け、戦闘機は撃墜されてしまう。ムサシは輝石を取り出し、コスモスを呼ぶが、コスモスは来てくれない。友人たちは、やはりムサシは嘘をついていたのだと言い、ムサシのもとを去ってしまう。
バルタン星人が地球への移住を宣言
高圧的な態度のシゲムラに反抗し、ムサシの友人たちは輝石を取り返し、パスを回しながら逃げようとする。結局、輝石は再びシゲムラの手に渡ってしまったが、その過程で友人たちはムサシの言うことを信じるようになる。そしてその帰り道、友人のひとりであるマリは、小さなバルタン星人と遭遇するのだった。
その後、地球に欠けた月のような物体が接近。そこから電波が発信されていた。それは、バルタン星人からのメッセージだった。地球では、様々な機関が宇宙にメッセージを発しているが、それを「地球への招待」だと受け取ったバルタン星人。彼らは、地球のテレビの電波を受信することで長年、地球の様子を観察しており、それは滅亡してしまったバルタン星と同じ道を辿っていると言う。そして、自身らの宇宙船であった欠けた月=廃月にいる同胞たちを、地球に移住させることを宣言した。