ジャギラの樹が紀子を取り込んで怪獣に!
4人は特装車輛・ボッパーで町から逃れるが、その後神社では人々が次々とジャギラの樹にエネルギーを与え、倒れていく。そこには、不敵な笑みを浮かべる青木の姿があった。
翌日、スーパーGUTSはジャギラの樹の周りに倒れた人々を検査。ナカジマは彼らが宇宙人だと考えたが、まぎれもなく地球の人間だった。一方、町の住民と同様に倒れてしまった紀子は、スーパーGUTSの医療施設で検査を行ったところ、人間にはない植物を成長させるホルモンが体内に存在することがわかる。宇宙人探知機はそれに反応したのだ。
その後、森野町に戻った紀子の前に、青木が「迎えにきた」と言って現れた。青木の正体はジャギラ星人だったのだ。ジャギラ星人は、200年前にジャギラの樹の花粉を吸った人々の子孫の中で、強い生命力を持つ紀子を狙っていた。
そして、青木は紀子とともにジャギラの樹と融合。怪獣・ゴッドジャギラとなって、地球を植物の惑星にしようと、花粉や根を使って森野町の人々を襲いはじめる。アスカはウルトラマンダイナに変身するが、ナカジマから紀子が捕らえられていることを聞き、うかつに攻撃できない。
するとナカジマは、宇宙人探知機を逆に動作させることで、地球人探知機にすることを思いつく。そして紀子のいる場所を突き止めることに成功。小型高速偵察機のアルファS(スペリオル)による射撃で、紀子のいるコアを露出させると、ダイナが紀子を救出した。
そして、ダイナはソルジェント光線でゴッドジャギラを撃破するのだった。
宇宙魔樹 ゴッドジャギラ
【ウルトラ怪獣事典】
宇宙魔樹 ゴッドジャギラ
身長/59メートル
体重/4万8000トン
200年前に地球に飛来したジャギラの樹が、ジャギラ星人と紀子に融合し、怪獣となった姿。200年前に花粉を浴びせた人々の子孫を操ることができ、光弾や花粉を放ち、自由に伸ばせる根やツタでダイナを苦しめる。
登場エピソード:『ウルトラマンダイナ』第40話「ジャギラの樹」(1998年6月13日放送)
脚本:六本木 学/特技監督:佐川和夫/監督:児玉高志
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
6月13日は200年前に地球に飛来した植物が行動を開始した日
ウルトラ怪獣日和クイズ
①ウルトラマンダイナに宇宙人反応がでた
②ウルトラマンダイナに地球人反応がでた
③ウルトラマンダイナに怪獣反応がでた