6月13日 ウルトラマンダイナが花粉で人を操る宇宙魔樹と対決! ダイナの秘密が明らかに!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月13日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月13日」(1998年)。
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宇宙魔樹 ゴッドジャギラと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

宇宙人が集会を開いているという通報を受け、森野町に向かったナカジマ隊員。彼はそこで学生時代の恋人、神保紀子と再会する。しかし、彼女にはある秘密があった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ジャギラの樹

1998年6月13日は『ウルトラマンダイナ』第40話「ジャギラの樹」が放送された日です。学生時代の恋人である神保紀子から「宇宙人が集会をしている」という通報を受け、森野町にやってきたナカジマ隊員。その町の神社には「ジャギラの樹」という、そこにしか生えていない学術的にも貴重な樹があった。

紀子によると、その樹に花が咲いて以降、夜中に緑色に光る目をした人々が集まるようになったらしい。さらに、自分も無意識のうちにその場にいたという。

ふたりがジャギラの樹に行くと、紀子の父親と、ジャギラの樹を調べている植物学者の青木という男性がやってきた。紀子の生まれた神保家は、代々ジャギラの樹を守ってきた一族らしい。

言い伝えによると、ジャギラの樹は200年前に宇宙から飛来し、急速成長して花を咲かせた。人々はその花粉を吸うと、魂を抜かれたように朦朧としてしまう。そして、ジャギラの樹とともに現れた旅の僧侶は「200年後にまた花が咲く、そのときこの地は楽園となるであろう」と言って去っていったらしい。そして、その言い伝えどおり、最近になってジャギラの樹に花が咲いたのだ。

正座して紀子の父から言い伝えを聞くうちに、足がしびれてしまったナカジマは、持参した超小型宇宙人探知機を誤って起動してしまう。すると、探知機は紀子に反応を示していた。
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